八幡市の八幡山(はちまんさん)のふもとの公園のとこの
電話ボックスの話です。

今は公園も電話ボックスもなくなってます。

公園は土がムキダシのとこに、ブランコやら名前忘れたけどジャングルジムを球状にしたようなやつで 回転させるやつとかがあって、汚い木が生えてて、 腐った木も生えてたりしてたのですが、 今は公園はなくなって石畳の上にベンチが立ち並んでます。

そこに電話ボックスがあって、夜中に幽霊が出るという噂がありました。

ある日、夜中にN君とA君、B君、C君(仮名)の4人で、八幡山に肝試しをしに行きました。

そして肝試しを終えて、ふもとに下りてきました。

で、誰かが

「もし公園のとこの電話ボックスに幽霊がいたらどうする?」

と言うと

B君が

「そしたら、電話ボックスのとこに行って、 『すみません電話したいんですけど代わってもらえませんか?』 って言ってやる」

C君

「おお言ってやる」

などと喋ったりしてました。

そして問題の電話ボックスのところに近づいて来たので、電話ボックスを見やると、夜中だというのに中に女の人がいました。

N君たちは、電話ボックスから5mぐらい離れたとこにいたらしいです。

N君が

「ほら行ってこいよ」

と言うと、

B君とC君は

「おお行ってやる」

と電話ボックスの方に歩き始めました。

N君がふと女の足元を見ると足がなかったので、 側にいたA君に

「なあ・・あの女足ないんとちゃうけ?」

と言うと、

A君は

「うん、ないなあ・・」

と言うので、

ヤバイと感じたN君は

「逃げるぞ!!」

と言って、 A君と一緒に猛ダッシュで逃げ出しました。

「ああ恐かったー!」

などと言いながら帰ってきて、N君がいったい何があったのかと聞いてみると、まあ↓のような展開だったわけです。

B君とC君が電話ボックスのとこまで行って、 中の女の人に

「すみません・・(以下略)」

と例のセリフを言うと、女の人が振り返り、その顔が青白い顔に吊り上った目つきで、しかも鬼のように牙を生やしていて

「今私が電話しとるんじゃ!!失せろクソガキ!」

などと言ったので、B君とC君は絶叫して逃げ出したとのことです。

必死で逃げて、明るいところまでやってきたら、追いかけてきた幽霊はふっと消えたので、どうにかN君の家に戻ってこれたというわけです。

B君とC君が

「お前ら、俺たちが逃げる時おらへんかったけど、どこにおってん?」

と言うので、

N君とA君が

「ああ?何言ってんねん?お前ら俺らのこと物凄い勢いで追い抜かしていったやないけ!」

と言うと、

B君とC君は

「ああ?そうかー?」

と納得のいかない顔をしていたとのことです。

完。

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