兄から聞いた話

我が家にはお盆恒例の行事が二つある

親戚一同が集って宴会みたく盛り上がること

それと、その前日に家族一同で仏間に集いお経を読む事

多分両方ともどこの家庭でもやってることだと思う

怖い体験をしたのは、その前日の方

お経を読むのは大体8時頃か9時頃で、いつもは家族に呼ばれてからなんだけどその日は兄と二人で先に仏間で遊んでいたらしい

我が家の仏間では毎年お盆になると提灯みたいな影絵がくるくると回る電気に変えてあるんだけどそれが薄暗くて結構不気味

おまけに仏壇には黄色っぽい電気がいくつかついてて更に不気味さを増してる

そんな中で小学生らしく暴れまわって遊んでいたときのこと

フッと室内の電気が消え、辺りは薄闇に最初兄は単なる停電かと思ったらしい

だけど、おかしなことに廊下を挟んだ向こう側の部屋には明るい電気がついたらしい

雷が落ちたわけではないので近所の家が明るいのは当たり前としても同じ一軒の家の中、ましてや離れというわけでもないのに仏間の電気だけが消えた

電気がついている部屋と仏間のヒューズは同じ所にあって、こっちだけヒューズが飛んだということもない

その恐ろしさに兄と俺は家族のいる部屋に全力でダッシュしたらしい

その後、家族と一緒に仏間にいった時に電気がついていたかまでは覚えてないらしいが俺自身そんな体験をしたことを覚えてないので確証があるわけじゃないけどどうもその辺りの年齢から仏間に一人でいくことができなくなってしまった辺り原因であるその体験を忘れているだけかもしれない

きっとご先祖さんが「うるせーぞ!」って怒ったんだろうね、多分

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