うちの会社の敷地に自動販売機がある。

社員のオヤツなんだが、国道に面しているため一般の人も自由に買える。

隣には当然飲料水会社の据えた空き缶入れがある。

ところが、ある朝来て見ると、缶にまぎれてスーパーのポリ袋がある。

近くに港があり、船でドンチャン騒ぎして出た缶をまとめて置いていく輩(大抵ビール缶)もある事があったが、明らかに違う物体。

突付いて持ち上げると悪魔のごとく臭くて重い。

どうやら漬物のぬか床や酒かすのようなものだ。当然自販機屋は引き取らない。

で、生ゴミの日にでも出すかと会社のゴミ置き場に捨ててたのだが、なんだか月に二度のペースでその悪魔はやってくる。

そのうち、悪魔は仲間を引き連れてやってきだした。

おおよそ空き缶とは程遠い、炊飯器、掃除機…

そのたびに美観保持と思い片付けていたが、ある日ぬか床の袋が裂けて臭い物体がぶちまけられ、俺はプッチンと切れた。

使ってないビデオカメラとデッキを軽四バンに載せ、電源を引いて仕事が終わったあとその販売機を延々と撮影するよう仕掛けておいた。

そして数日後のある日、悪魔を配達する野郎が見事に録画されていた。

平日の午前5時。ご丁寧に子供の壊れたおもちゃと共に置いていった。

時間と日にちの予測が立ったので、こんどは人間が監視。

次のゴミ捨て予想日早朝。やはり横付けしてゴミを捨てる男の車を会社のダンプで前後に挟む。

かなりあせるDQN、しかしピッタリ寄せられたダンプからは逃げられない。

前回撮影の証拠をつき付け、「今まで捨てたものを返す」と一言、奴の車に向かってダンプの荷台が唸りを上げて持ち上がる。

荷台は生ゴミと今までのゴミが満載w

土下座するDQNが自主的に出した産廃処理代を頂き開放。

ダンプは朝一で生ゴミと家電とで分別し、処理場へと走っていった。

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会社の敷地にゴミを捨てていくやつがいた, 4.8 out of 5 based on 4 ratings