最近、機会があって小学生の頃住んでいた団地を見に行って来た。 17、8年振りかな? 丁度、団地群の端から次々と解体されていく現場だった。 もちろん、住んでいる人はもう誰もいない。 その名残りを見られて幸運だったというべき…
絶望していたときに立ち寄った場所
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最近、機会があって小学生の頃住んでいた団地を見に行って来た。 17、8年振りかな? 丁度、団地群の端から次々と解体されていく現場だった。 もちろん、住んでいる人はもう誰もいない。 その名残りを見られて幸運だったというべき…
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オレのバイト先のレジのオバチャン、東京の息子に仕送っているらしい。 朝9時の開店から夕方6時。土日も働いて、昼食は、チキンラーメンに焼き海苔乗せて食べる。 先月、息子さんは新年会が立て続けに会ったそうで、オバチャン2月分…
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俺自主的に会社の休憩所のゴミ週に1、2回捨ててんだよな。 こないだあふれ返ったゴミ袋をくくるのに苦労してたらみんな相変らずしらんぷりの中、事務のカワイイ子がトコトコ小走りで来て手伝ってくれたよ。 あのやさしさはほんとにう…
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高校の文化祭のとき、うちのクラスは喫茶店をやっていた。 男子校だったので、社交的な男どもは女子高生とかと話していた。 俺はレジで会計をしていた。 客はだいたい女子高生だったが、小学三年生くらいの女の子二人組が来ていた。 …
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お花見の時に手を繋いで歩きながら、 「皆幸せそうに見えるね~」 と言ったら、 「自分が幸せだから、そう思えるんだよ」 って言われた。 そうだね。 実感したよ。 いいね 1
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訳あって引き取って育ててたかわいげ皆無なクソガキがけっこーいい大学に受かった。 正月に親戚が集まったときあんまり性格がよくない俺の嫌いなおばちゃんに 「私たちのところで引き取ってたらもっといいところに行けたかもね」 って…
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私は継母なんですが、、、 娘がまだ小学1年生の時、怪我して泥まみれで帰ってきたことがありました。 何でも同級生に、 「お前の母ちゃんままははなんだろ?本当の母ちゃんじゃないんだろ?」 等と4人組にいじめられて来たとのこと…
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うちは貧乏家族でお年玉を毎年もらえなかった(´・ω・) 小6の元旦の朝初めて父親からお年玉を貰った。 中身は500円玉1枚と手紙。 手紙には 「今までやれなくてごめんな。これでビックリマンチョコでも買いなさい。」 と書い…
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両親を事故で亡くした俺には、9歳離れた姉貴がいた。 ガキの頃、肥満気味で両親がいなくて苛められてた俺をいつも助けてくれた。 優しくて、強くて、俺の自慢の姉貴だった。 秋になると金木犀の花を部屋に飾った。 お姉ちゃんが一…
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俺の爺ちゃんは俺が五歳の時に死んだ。 そしてその爺ちゃんの葬式の時に不思議なことがおこったらしい。 当時幼かった俺は爺ちゃんの葬式のことなんてほとんど覚えてないんだけど、 婆ちゃんが言うには爺ちゃんの葬式が始まるとどこか…
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私がまだ小3くらいで、はじめてディズニーランドに行った時のこと。 長女の私は、妹と弟を連れて3人でスモールワールドに向かいました。 子供3人で並んで(親は別の場所で休憩していた)、キャストさんに 「何名ですか?」 と聞か…
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俺も兄も地元を離れて東京に住んでいる。 両親はおかげさまで田舎で健在。 5年前、俺が車で事故って病院に担ぎ込まれて両親が田舎から飛んできた。 退院するときに両親が再度上京し、いい機会だからと家族4人で集まってご飯でも、と…
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大学が決まり一人暮らしの前日の日、親父が時計をくれた。 金ピカの趣味の悪そうな時計だった。 「金に困ったら質に入れろ、多少金にはなるだろうから」 そういってた。 二年生のある日、ギャンブルにハマリ家賃が払えなくなった。途…
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禁煙して、と言った彼女に駅の改札口で振られた後、俺はホームで呆然と電車を待ってた。 もう21時をまわってて、田舎だから他にはオッサンしかいなかった。 とりあえず一部始終はそのオッサンに見られていたと思う。 もう全部どうで…
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俺がまだ子供の頃、一度だけ、父親が約束した日に急な仕事で行けなくなり、母親に雪まつりに連れていってもらった事があった。 その日は大雪で、母と姉と三人でかなり防寒していったのを覚えてる。 ちょうど、当時大人気のアイドルが来…
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私は幼い頃、日本酒と煙草の好きな祖父にベッタリだった。 良くハイライトを買いに行かされてたのを憶えている。 夜は膝の上に乗せてもらい、独特の煙草と酒臭さの中、夕食を共にしたものだった。 いつしか私も高校・大学と進学して一…
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小学4年生の頃かな。 出たばっかりのスープラって車を親父の仲間の次男坊が買って時々乗せてもらったっけ。 初めて乗るターボ車の走りが凄く面白くてカッコ良くて、兄ちゃんが来る度に 「乗せて!乗せて!」 と言ってたっけ。 どん…
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私の祖父はとにかく家族を愛して止まない人だった。 学はないけど、がむしゃらに働いて一代で会社をたてて自慢の祖父だった。 しかし、私が小学三年生の頃、肺がんで寝たきりになってから祖父は痴呆になってしまった。 大好きだった祖…
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まるで昼寝でもしているようにしか見えなかった。 でも、血の気の失せた弟の顔は、朝見た時とは明らかに違っていた。 先天性の心臓疾患だった。 弟は生まれてきてから半年も経っていない、あまりに早すぎる別れだった。 体を覆うよう…
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もう五年前ぐらいの話かな。 人前ではほとんど泣いたことのない俺が、生涯で一番泣いたのはお袋が死んだ時だった。 お袋は元々ちょっとアタマが弱くて、よく家族を困らせていた。 思春期の俺は、普通とは違う母親がむかついて邪険に扱…
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