ばあちゃんのぼけは日に日に進行してゆき、次第に家族の顔もわからなくなった。 お袋のことは変わらず母ちゃんと呼んだが、それすらも自分の母親と思い込んでいるらしかった。 漏れと親父は、ばあちゃんと顔を合わせるたびに違う名前で…
ばあちゃんのぼけ
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ばあちゃんのぼけは日に日に進行してゆき、次第に家族の顔もわからなくなった。 お袋のことは変わらず母ちゃんと呼んだが、それすらも自分の母親と思い込んでいるらしかった。 漏れと親父は、ばあちゃんと顔を合わせるたびに違う名前で…
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俺が小学校2年生の時、学校の近くには栗原と言う80過ぎの爺さんが住んでいた。 俺と友達のHとIはその爺さんをいつもからかってた。 その爺さんはからかうたびに「なんじゃーー!」と言って家から出てくる。 奴の玄関の前で H「…
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学生時代、貧乏旅行をした。帰途、寝台列車の切符を買ったら、残金が80円! もう丸一日以上何も食べていない。家に着くのは約36時間後…。 空腹をどうやり過ごすか考えつつ、駅のホームでしょんぼりしていた。 すると、見知らぬお…
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2年前の事。 JRと私鉄の最終接続に間に合わず、JRの駅からタクシーで最寄の駅まで帰ろうしたが、タクシーの運ちゃんが道を間違え2つ先の駅まで行ってしまった。 疲れていて怒る気にもなれず、かといって、そのままそのタクシーに…
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僕が単車で走ってる時、無理矢理追い抜こうとしてきたおっさんの原付と軽く接触。 ミラー同士が触れ合う程度だったので、まあいいかと思ってそのまま走ってたら、次の信号で止まった時にそのおっさんがからんできた。 「事故扱いにした…
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2,3年前の話で、俺の友人(以下H)の兄貴(以下M)に起こった出来事。 Mが、なにやら奇妙な出来事に遭遇したらしく、携帯で弟のHに実況し始め、俺はそれをICQでリアルタイムに聞いていた。 夜中にMがバイクで、長野と静岡の…
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319: 本当にあった怖い名無し 2009/07/29(水) 23:38:13 ID:Cl4TF2GGO もう十年以上前、専門学校卒業して2~3年ほどフラフラして、そろそろ職探ししないと。とハロワに行ったら、 とある給食…
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私の兄の話。 私の兄は神奈川県の某老人病院で看護士をしている。 その病院では、夜中に誰も乗ってないエレベーターが突然、動き出したり、など、いかにも病院らしい、芳ばしい話が、よくあるとの事。 その兄が今迄で一番怖かった、と…
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老人ホームで実習した時の話。 そこは認知症のおじいちゃんおばあちゃんばかりの所で、5分前に話した話は覚えてない、1ヶ月居ても私の顔は覚えてくれない。 かなしいな、とは思いつつも精一杯介護させていただいた。 1ヶ月の実習が…
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仕事帰りにバスに乗っていたときのこと。 帰りのラッシュの時間帯だったので、結構混んでて座席は全てうまってました 仕方ないので、前方でつり革をもって立っていたところ途中、病院前のバス停で腰の曲がったおばあさんが乗車してきま…
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人間って死ぬ直前まで喋るよね。うちの爺ちゃんは死ぬ間際に、「あ~、死ぬかと思った」って言ってその後すぐ死んだ。 いいね 0
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昔見た夢なんですが。 自分が夜の道を歩いている。場所は湯河原とかの温泉街っぽい感じ。 少し坂になったアスファルトの道だった。 気が付くと左横に一軒の旅館が見えた。 修学旅行なんかで使いそうな三四階建ての旅館、電気はきえて…
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特殊清掃の仕事をしていたことがあって、自分の働いていた会社は、死人の出た部屋の掃除やペットの死体処理、ゴミ屋敷の撤去まで受注していた。 ゴミ屋敷の撤去、とりわけゴミの処分方法は地域によってかなり差がある。 法人が家屋内の…
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こないだ電車で、ちょっと心が暖かくなったので書き込み。 平日の夕方くらいだったかな、立ってる人はギッシリではないが まあまあいるちょい混みの車内。 私は席に座って本読みに集中してた。 電車が駅に停車してドアが開いたな、と…
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駅の待合室で座っている外国人のお兄さん。大きなリュックを抱えているのでおそらく旅行に来ている人なのだろうが、少し様子がおかしい。見ると、手にはセブソイレブソのオニギリ(シャケ)。そのオニギリをくるくると回して色々な方…
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同僚のばーちゃんは、温和で優しい人なんだそうだ。 いつもニコニコ笑っていて、いかにも人のよさそうな感じなので、同僚は 「詐欺に引っ掛からなければいいな」 と思っていたとか。 で、ある日、同僚がそのばーちゃんちへ遊びに行っ…
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俺は土木屋なんだけど、ある道路工事中に近所から煙が上がってたんだよ。 最初は何かを燃やしてるだけかと思ったんだけどどんどん煙の勢いが増していったんで 見に行ってみると民家が燃えていた。 家事なんて始めて見たんで圧倒された…
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満席の電車乗ってるとき、きったねーババァが俺の前に来て突っ立ってるんでこりゃ、席を譲れと催促してるんだなと気づいたから、しゃーねーから譲ってやろうと無言で席立ったら、「そんなに年取ってないですから結構です」と生意気な事を…
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僕は小学校三年生の時に、小さな村に引っ越しました。しばらく暮らしていると、不思議な事に気が付きました。それは、この村で猫を一匹も見た事がないのです。飼い猫は勿論、野良猫も全く見た事がありません。僕は気になって、両親に聞い…
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もう、10年以上前の話。別に洒落にならん話じゃないが。学校の帰り、一人の老人を見かけた。その老人は、道を左に曲がり、次の角も左に曲がった。更に、また次の角を左に曲がり、次の角も左に曲がった。日が暮れるまで、立ち話をしなが…
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