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恐怖体験談2024.11.07 hide

心霊研究会

閲覧数:224人 文字数:4131 いいね数:0 0件

僕は〇〇大学の心霊研究会の1年生です。

つい一昨日のことです。

もうすぐ夏休みも終わりなんですが、1年生のグループで、先輩方から会のレポートをつくるように宿題を出されてまして、それをやるために、夜の9時から大学のサークル室に集まっていました。

僕たちが考えたのは、心霊スポットのライブ中継です。

ほら、単にスポットに行ってビデオを撮ってくるだけじゃありきたりですから、ライブ映像を送れるシステムを考えようってことです。

でね、学祭のときにそれをリアルタイムで流せばうけるんじゃないかと思って。

それで、ネットで調べてみたら、けっこういろんな方法があったんです。

一番簡単なのは、動画共有サイトの会員になることでした。

大学生がテレビ電波を飛ばすのは、地上波でなくても無理があるでしょう。

だからすべてネット回線で済ませるんです。

現地でビデオを撮りながら、動画としてタブレットで共有サイトにアップする。

で、送られてくるほうもネットでそれを見るだけ。

これなら簡単でしょう。

何回かやってみたんですけど、難しいことはありませんでした。

日中ならね。

でも、スポットに昼間行ってもあんまりインパクトがないでしょう。

まして映像だと、よほど効果的な撮り方をしなくちゃ誰も怖がってくれません。

ですから夜間撮影に挑戦しようと思って。

で、これで問題になるのが照明なんです。

暗闇ばっかり映してもしょうがないし、けど、心霊スポットって電気が来てないとこが多いですからね。

それで、今回は実験的に、電気自動車から電源をとったんです。

ええ、山本ってメンバーの家で、電気自動車のリーフを持ってまして。

それを借りだしてもらったんです。

エンジンをかけて充電しながら、電源から投光機のコードを伸ばして撮影に使うわけです。

でね、その実験に2人が現地に行ってたんです。

もう一人は柴田ってやつです。

行った先は、大学からは90kmくらい離れた廃村です。

ほら、一軒家とかだと、前に車を乗りつけてコード伸ばしてたら怪しまれるじゃないですか。

通報されるかもしれない。

それで、廃村。

そこはけっこう県内でも有名なスポットで、全国発売の雑誌に紹介されたこともあるんです。

もともと過疎の集落だったんですが、昭和40年代に殺人事件があって、放棄されちゃったんです。

これも知ってる方がいるかもしれませんね。

男兄弟の2番目が、正業もなくのけものにされてて、それを恨んで本家の一家をナタと散弾銃で襲ったっていうそうそう、その事件の現場ですよ。

ただ、殺人が起きた家はその後放火されてもうないんです。

だから、そのあたりの放棄された家々を回って、映像をライブ中継するという計画でした。

山本たちとは、携帯で連絡を取りあってました。

でね、映像は大学の大型ディスプレイを借りてきて、それをパソコンにつなげて。

9時半にライブ中継がスタートしました。

でも、ビデオカメラが安物のせいで、音声があまりよくなかったです。

「今から始めます」

という山本の声がして、映像が入ってきました。

第一印象は闇が深いってことでしたね。

廃村ですから、当然ながら一体に電気は来てなくて、街灯なんかもありません。

そのせいか、投光機の光があたったところは真っ白になってしまって、何を写してるかわからなかったんです。

携帯で注文をつけたんですが、あまり改善しませんでしたね。

そのあたりは工夫が必要だなって思いました。

山本がカメラを操作してて、山田が投光機を持ってるってことでした。

画面は、まず舗装されてない草地に置いてあるリーフを照らしまして、それから投光機を板壁に向けている山田の姿。

ビデオカメラを交代して、今度は山本の姿です。

2人ともウインドブレーカー姿で、真夏だけどあんまり暑くないって言ってました。

あと、投光機に蛾とか小さな羽虫みたいなのがかなり集まってきてました。

これは考えてなかったんですが、どうしようもないですよね。

でね、山本が適当にナレーションしながら、殺人があったという家の跡地に入っていきました。

草ぼうぼうで、その中に焦げたように黒い板壁が残ってたんです。

ムード満点っていうか、陰から急にナタを持った男が飛び出してきても、おかしくないような雰囲気でした。

学祭の1日目は夜もありますから、そのときにこれをやれば受けるだろうな・・・って。

で、皆でワイワイ言いながら見てると、

カメラの揺れで気持ち悪くなってきました。

臨場感はあるけど、これも改善点だなって。

誰かが、映画の「ブレアウイッチ」みたいだって言ってました。

ええ、あの擬似ドキュメンタリーの。

で、画面が切り替わったとき、草むらから人が立ち上がるような姿が見えたんですよ。

一瞬、息を飲みました。

女子のメンバーで悲鳴をあげた子もいたんですよ。

真っ黒で、顔も服装もわからないんだけど、しゃがんでいた人が急に立ったみたいな。

もちろん携帯で確認したんですが、

「誰もいるわけないだろ」

って。

「よくさがせ」

って返しました。

心霊ってより、有名スポットですから、他に来てるやつらがいるかもって思ったんです。

トラブルになったらヤバイでしょう。

でも、

「車が停まってたなんて見てない」

って。

ええ、かなりの郊外だし、バスなんかもないし、車でしか行けないですから。

また画面が切り替わって、残ってる民家の玄関に向かってるようでした。

もうボロボロに朽ちちゃって、来たやつらに投石でもされたのか、玄関のガラスも残ってないんです。

「入るのか」

って聞いたら、

「今回はやめとく」

って。

「入れ、入れ」

って言うやつもいたんですが、ケガでもすれば台無しなんで、

「玄関から中だけ撮れればいい」

って言ったんです。

で、投光機の光が先に入って、ホコリだらけの廊下が映り、そこに人がうずくまってたんです。

こっちは一斉に悲鳴があがって。

「おい、何だよ、人がいるじゃないか」

そのうずくまってるやつは、男っぽい体つきで、だぶだぶのセーターみたいなのを着てて・・・向こう向きではっきりわからなかったんですが、頭に黒っぽい箱みたいなのを被ってたんです。

「それ誰だよ、おいふざけるな!」

心霊だとは思いませんでした。

だってこんなにはっきり映るなんて。

そうじゃなく、山本、柴田の他に、やつらの友だちがいて、僕らをおどかそうとしてるんだと思ったんですよ。

そう言ったら、携帯が柴田の声に変わって、

「ただホコリだらけの廊下があるだけですよ。俺らを怖がらせようとしてるんでしょ。やめてくださいよ。せっかく実験してるのに」

怯えてるのを無理に強がってるような声でした。

ええ、お互いに疑心暗鬼になってたんですね。

画面のやつがゆっくりふり向いて立ち上がりました。

顔にはやっぱり、いびつな四角形をした真っ黒い箱みたいなのを被ってて、どんどんカメラに近づいてきて・・・ こっちのメンバーが皆立ち上がり、それと同時にカメラが放り出されたような映像になって、中継が途切れたんです。

「おい、どうした、もしもし!」

携帯が圏外になってました。

でもね、それもありえないんです。

つながることは何回か確認してたし。

「柴田とはこっちに戻ってきて、朝までゲーセンにいて別れた。今は寝てるんじゃないか」

こういう話でした。

でも、柴田の携帯のほうはまだつながらないままで。

心配だったんで、午後からアパートの部屋に行ってみたんです。

そしたら、部屋のドアが開いてたんで、入ってみました。

ええ、ノックとかしないし、勝手に入って飲んでるなんてこともありましたから。

そしたら、玄関に靴が一個もなかったんですよ。

普段は乱雑に散らばってるのに。

で、部屋の中もきれいに片付いてて・・・真ん中にぽつんと、黒い箱があったんですよ。

あのビデオカメラの中のやつが被ってた・・・

「これやっぱ柴田がふざけて やったのか??」

と思いまして、手にとってみると、かなり古い新聞紙でした。

箱形に組んで、外側を墨かなんかで黒く塗った。

わけがわからなかったです。

内側の新聞、それが全部同じ写真で。

ええ、同じ日の新聞を何枚も重ねてあるんです。

でね、その記事なんですが、昭和40年代の、前に話した殺人事件のものだったんです。

はい、次男が一家を皆殺ししたときのです。

それに気がついたときには、ゾーッと背筋が寒くなりました。

それとね、机の上に柴田のスマホがあったんですが、金づちで叩いたみたいにぐじゃぐじゃに壊れてて。

スマホを持たないで外出するようなやつじゃないんで、これは気になっています。

どういうことなんでしょうか。

やっぱり柴田たちのイタズラで、カメラ、投光機の他にこれ被ってるやつがもう一人いた・・・でも、こんな古い新聞を何枚も集めるってたいへんですよね。

わざわざ見えないところにそんな仕掛けをしたって意味ないような。

まあ、休みがまだあるので、実家に帰ってるのかもしれません。

まあ、大学が始まったら、山本ともども詳しく事情を話してもらいますよ。

出典元:
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?375-5ch
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