近所の中華屋でラーメンを食ったんだが、金を払おうとしたら、店主がいらないと言うんだ。 「今日でお店終わり。あなたが最後のお客さん。ひいきにしてくれてありがとう。これ、おみやげ」 と、折詰めを二つくれた。 俺は何と言ってい…
近所の中華屋の謎
閲覧数:2,298人 文字数:2625 1件
閲覧数:2,298人 文字数:2625 1件
近所の中華屋でラーメンを食ったんだが、金を払おうとしたら、店主がいらないと言うんだ。 「今日でお店終わり。あなたが最後のお客さん。ひいきにしてくれてありがとう。これ、おみやげ」 と、折詰めを二つくれた。 俺は何と言ってい…
閲覧数:1,067人 文字数:1650 1件
2008年の8月の終わり頃、一週間ほど夏休みが取れたので兵庫県の実家に帰省しました。 ある日、叔父(父の弟)に頼まれた簡単な仕事の手伝いを終え、二人車で帰路につきました。 時刻は夕方で、全開にした窓からの風はまだまだ熱気…
閲覧数:1,719人 文字数:1972 1件
15,6歳の頃(10年以上前)、持病の悪化が原因で入院した病院での出来事です。 その病院は市内から少し離れた山の中腹にあるのですが、かなり昔から経営していたらしく、ところどころ木造部分が残ったレトロな建物でした。 個人経…
閲覧数:1,749人 文字数:2762 1件
周りの人々の反応が怖かった話。 今から10年近く前の話だ。 当時バカ学生街道まっしぐらだった僕は、ろくに講義も受けずにバイトとスロットばっかりしていた。 おかげで2年生を2回やり、4年生になっても月曜から土曜までみっしり…
閲覧数:1,142人 文字数:909 1件
うちの姉はとてもモテる人だった。 高校ぐらいから彼氏が途絶えたことがなくて、一流大のボンボンとか超大手のリーマンとか、外資の白人とかそんなんとばっか付き合ってた。 でも一時期、バイト先の店長と付き合ってたことがあった。 …
閲覧数:1,021人 文字数:3427 1件
私は所謂『見える人』だ。 といっても『見える』『会話する』ぐらいで、他に特別な事が出来るわけではない。 例えば、分かり易く事故現場にボケっと突っ立つ、どことなく色の薄い青年。 私と目が合うと照れくさそうに目を逸らす。 2…
閲覧数:665人 文字数:174 1件
知り合いの葬儀屋さんが、遺族が息子一人しかいないお婆さんの通夜で参列者が帰ったあと、通常は自分も帰るんだけど、帰らないで泊まりで線香番をしたみたいなんだ。 深夜、祭壇からゴトゴト音がするから、怖いけど棺の蓋に開けて確認し…
閲覧数:4,095人 文字数:2591 1件
学生時代に恐山に行ったときの話をしましょう。忘れもしない大学2年の夏、ヒマを持て余していたサークル仲間六人でどっか肝試しに行こうかということになりました。それまでにも夜の火葬場で花火をしたり、幽霊が出ると評判の廃墟で酒盛…
閲覧数:2,801人 文字数:1196 1件
自分の友人から聞いた話をひとつ。 友人は大学時代あるアパートに下宿した。 そこはかなり古かったけど格安な物件で住み始めてすぐ気になったことが、、、 夜遅くたまにドンドンドンと壁を叩く音がするのだ。 20分くらいその一定の…
閲覧数:3,132人 文字数:1447 1件
オレが高校時代のお話。 ガキ時代ってなぜか知らんがすぐ便意をもよおすよね。 まぁオレはご多分に漏れず学校帰りに急にクソしたくなって 公衆便所に駆け込んだ。 家までは歩いて遠かったし 見るからに汚い便所だったので誰も来ない…
閲覧数:2,057人 文字数:350 1件
私が一人暮らししていた時の話です。 ある日、夜中の2時頃チャイムがなった。 夜中に突然訪ねて来るような人に心あたりは無かったのでドアの2メートルぐらい手前で出ようか居留守しようか考えていると突然ドアノブがガチャガチャと動…
閲覧数:2,418人 文字数:983 1件
俺が買った2台目の車の話です。 ワインレッドのレビンを中古で買ったんだよ。 年式の割にはぜんぜん走ってない車で聞くところによると前のオーナーさんは女の人で旦那さんも車持っていたので買い物に行くときぐらいしか使ってなかった…
閲覧数:1,156人 文字数:2901 1件
これはまだ僕が京都で大学生だった時の話です。 当時バンドを組んでいた僕は、週末の夜になるとバンドメンバーとスタジオに入り練習をしていました。 その日練習が終わったのは夜の一時。 季節は夏で、京都特有のけだるい、のしかかる…
閲覧数:2,377人 文字数:1397 1件
高校時代の頃の話です。 バスケ部だった私は、次の日がインターハイ予選ということもあり、緊張からか全然寝付けませんでした。早く寝ないと!と思えば思うほど、眠れずに時間だけが過ぎて行きました。・・・3時頃、全然眠れず、という…
閲覧数:3,681人 文字数:1365 1件
小学生のころの話です。 ちょうど梅雨時で、玄関脇にナメクジが大量発生していました。 学校でナメクジはその80%が水分である、と教わった私は、塩に変わるナメクジ除去方を考えていました。 塩をかけただけでは、縮んだナメクジは…
閲覧数:10,646人 文字数:1986 1件
仕事の帰り、同僚たちと飲みに行ったんです。 同僚たちは終電がなくならないうちに帰ったんですが、翌日が休みという事もあり、僕はもうちょっと飲みたい気分だったんで別の店でもう少し飲んで、始発で帰ればいいや…と考えてました。 …
閲覧数:1,403人 文字数:1835 1件
俺、子供の頃、オランダのユトレヒトって街に住んでたのね。 親の仕事の都合で、俺が小学校1年生~6年まで。 本当は在蘭日本人は日本人学校に行くんだけど、俺はなんか日本人学校の空気がどうーもニガテでさあ、もっぱら地元の小学校…
閲覧数:965人 文字数:734 1件
子供たちを連れて実家に遊びに行った時のこと。 普段から穏やかな母と、明るい父と、同居の妹一家と、みんなで楽しく話していた。 途中で母が、 「そうだ、○○(長男)にいい本を見つけたのよ♪」 と笑顔で押し入れを開けて、下の段…
閲覧数:813人 文字数:572 1件
怖さのレベルで言えば低いかもだが、以前体験した思い出を…。 バイクでソロツーリングで山間部を走るのが好きなんだ。 ある時に山肌にへばりつくような集落をみつけ、凄い立地だなーと感心しながら奥へ奥へと走ってたら、…
閲覧数:3,772人 文字数:1661 1件
私が中学3年の時だと記憶してます。ある晩、私はテスト勉強の為、自宅の1Fの応接間にこもっていました。家族は出掛けていたので、その夜は自宅には私一人でした。テスト勉強がはかどらないのでTVのスイッチを入れ、一息つく事にしま…
最近のコメント