いつからか分からないけど、君の髪が一番黒く見えて。だから、いつでも目についた。声だって、一番先に聞こえてくる。だから、付き合おう。って、高校3年の春、彼から告白されました。 人に言うと、何時も笑われる。きざだって。ホント…
最後の日
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いつからか分からないけど、君の髪が一番黒く見えて。だから、いつでも目についた。声だって、一番先に聞こえてくる。だから、付き合おう。って、高校3年の春、彼から告白されました。 人に言うと、何時も笑われる。きざだって。ホント…
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私は二十歳の時出来ちゃった婚で結婚、出産。周りの反対の中じいちゃんだけはかばってくれました。小さい時からじいちゃん大好きで、母に叱られる度、泣きながらじいちゃんの布団に潜り込んでたっけなー。 子供が産まれたときも暑い中、…
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JR大久保駅(兵庫県)から通勤してたんですが、週2日は10時までに舞子に着けば良い時期がありました。 朝ゆっくりできるし電車は空いてて快適でした。 ホームへの階段降りてすぐベンチがあり、そこに書類カバン置いて缶コーヒー飲…
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カーチャンが何食べたいって言うから俺はクリームシチューが食いたいって言った カーチャンは辛そうな体でクリームシチュー作ってくれた 凄く美味しかった 昔、味にケチつけてカーチャンの手料理を食べなかったり皿ごと、ひっくり返し…
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7,8年前のこと。 猛烈におへそがかゆくなりました。 かゆいままに掻いていたら、そのうち膿んできてしまった。 皮膚科へ行ったら、多分乾燥でしょう、と軽い答え。 しかし、一向によくならない。 で、ある日再び猛烈にかゆくなっ…
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飼っていた猫がウイルス感染で白血球減少症になった。 餌も食えず、水も飲めず、うずくまったまま動くこともできず時折苦しげなうめき声を上げて血の混じった胃液を吐くだけの猫。 獣医さんに連れて行ったら正常なら一万あるはずの白血…
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ガキの頃、超ビンボーだったが、クリスマス(兼オレの誕生日でもあったのだが)には日本橋の東急百貨店ででおもちゃを買ってもらい、その後「たいめいけん」でオレと兄貴はオムライス、オヤジはカレー、お袋はミートコロッケを食うのがし…
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電車に乗っていたとき、急に貧血になって足から力が抜けてしまった。 車内は満員だったのに「あなた、大丈夫!」っていろんな人の声が遠くでする。 「ここ、よかったらどうぞ」って席を譲ってもらったがそれでも全身が寒い。 「顔色、…
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両親が共働きで小さい時からばーちゃんに面倒を見てもらってた。 いたずらしたら俺を捕まえるまで追いかけて体格のいい体でヒョードルばりに馬乗りにされ参ったかwwwと豪快なばーちゃん。 ばーちゃん子な俺は高校にいっても同じ部屋…
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闘病中の父がいる。難病で、悪くなりこそすれ絶対に治る事はない。筋肉の萎縮・痴呆・性格の激変etc.、かなり厳しい症状が、この先待ち構えている。医師は気の毒そうに、『アルツの方がまだ…(マシ)』と言葉を濁した。宣告を受けて…
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母親の存在って本当に大きい。本当に母ちゃんはかけがえのない人だった…。母ちゃん、産んでくれてありがとう。ここまで育ててくれてありがとう。愛情をたくさん注いでくれてありがとう。一緒に笑ってくれてありがとう。一緒に泣いてくれ…
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まるで昼寝でもしているようにしか見えなかった。 でも、血の気の失せた弟の顔は、朝見た時とは明らかに違っていた。 先天性の心臓疾患だった。 弟は生まれてきてから半年も経っていない、あまりに早すぎる別れだった。 体を覆うよう…
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三つ下の妹がいました。 体の弱かった妹は入退院を繰り返し、そのたびに母が付き添うので、寂しくてたまりませんでした。 ある日、うちにいた妹に「妹なんていらない。犬の方がよかった。」って言いました。 「ワン!」って妹が言いま…
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私が小学校2年生位の頃、近所においしいたいやき屋があった。 おばあちゃんはそこのたいやきが大好きだったけど、少し糖尿病の気があるからと、たまーにしか食べなかった。 その年のおばあちゃんの誕生日に、 「今日くらいならいいだ…
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去年の今頃に突然自宅で倒れた。 担ぎ込まれた先の病院で聞かされたのは急性骨髄性白血病という診断だった。 即座に入院することになったが、実家の両親や兄弟とは折り合いが悪く結局連絡をせず数ヶ月病院のベッドで過ごしていたところ…
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ある病院に残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。 友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだ、その子の体がベットの上で起こせるうちに最後に写真を撮ろうとおもい、病気の子を真ん中にして三人の写真を撮りま…
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俺には妹がいた。 あんまり体が丈夫じゃないほうでちょくちょく入退院を繰り返していた。 そんな妹を俺はあんまりよく思っていなかった。 なんにもせずに両親にちやほやされているのが気に食わなかったのだろう。 今思うととても陳腐…
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私の弟は睡眠中無意識に歩き回る、いわゆる「夢遊病」患者でした。そのおかしな行為は小学校高学年のころがピークでした。 3、4日に1度は夜中にむくりと置きだし、とっくに終わっているはずの テレビの電源をつけて砂の嵐を無心にじ…
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厨房の頃、友達の親父が入院したから見舞いに行くっていうんでついていった事があった。 病院に行く途中でその親父が前から歩いてきた。 友達が「大丈夫なのか?」と聞くが返事はない。顔が真っ青だ。 するといきなり足の親指を掴むと…
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父を肺がんで亡くしました。 海外に単身赴任している3年間のうちに病魔に蝕まれたらしいです。 帰国したときにはもう末期で、手の施しようがありませんでした。 気丈で、一度も痛いとも辛いとも言わず、たった2ヶ月の闘病生活で逝っ…
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