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奇妙な体験談2019.03.26 hide

母親に軽い虐待っぽいものを受けていた

閲覧数:1,814人 文字数:2344 いいね数:3 0件

俺小さい頃、母親に軽い虐待っぽいものを受けてたのね。

でも当時小さくて、おまけに母子家庭で一人っ子だった俺は、他の家の家庭環境なんて分からないし、同い年の子がどういう風に親と接してるかも分からなかったから、きっと他所の家族もこんなもんなんだろうなぁ位にしか思わなかったから、誰かに言ったりもせずに、普通に幼稚園とかも行ってたの。

で、たぶん6歳くらいの時に、母さんが仕事を辞めたから、二人で母方の実家に住むことになった。

その爺ちゃんちってのが、親戚の中で分家本家とかあるうちの本家の方で、家に大きな神棚みたいなのがあって、そこに神様が居たの。

神様って言っても、お化けとか普通の人には見えないとかそういうのじゃなくて、なんていうか、神様の本体みたいな。

分家には、それをかたどった偽者みたいなのがあるらしいんだけど、 爺ちゃんちは、黒塗りでちっちゃい観音開きの縦置きにした棺みたいなのに、その神様が入ってるのね。

でもその神様は、女の人がお世話をしちゃいけないみたいで、毎年決まった日に、その家の男の人が中から出して世話をするのがしきたり。

俺には父さんが居なかったから、自動的に次に世話をする役目につくのは俺って言う事になる訳で、爺ちゃんはそれが嬉しかったんだか、ノリノリで神様のことを小さい俺に説明してくれたりしてた。

俺は神様(女の子でいうとぬいぐるみみたいな感じ)が可愛くて、小さい家族みたいなイメージで大好きになって、幼稚園から帰ってきては神様に向かって話をして、庭で花を摘んでは、家の裏にあるお稲荷さんと、その神様にお供えしたりしてた。

ある日、爺さん婆さんが居ないうちに、母さんが俺にプチ虐待をしてくるような事があって、(喜ばれる話じゃないから具体例割愛するね)でも俺は虐待って認識はなかったから、凄く怒られたくらいの捉え方で、家の裏のお稲荷さんの祠まで逃げて、そこで泣いてたんだ。

で、俺はいい事を思いついた。

母さんのことを、神様たちに相談することにしたの。

俺は泥で作った団子と花とお金とをお稲荷さんを神様に供えて、

「母さんが許してくれますように。俺の事もっと好きになって、優しくなってくれますように」

ってお願いした。

でも、当然そんな事をしたぐらいで事態が良くなる事はなくて、むしろ仕事を始めたばかりでストレスが溜まってたのか、母さんのプチ虐待は頻度を増してった。

次第に爺さん達も、俺の痣とかを怪しみ始めてて、子供心にもこれはやばいと思った俺は、毎朝毎晩お供え物を持って何度も何度もお願いした。

そしたら2週間くらいたった頃、明け方早くに目が覚めることが多くなって来たんだ。

物音がしたような気がしてはっとして起きるけど、音なんて全然鳴ってない。そんなことが何日も続いた。

そしてある日の朝、3時か4時位にいつものように目が覚めてしまった俺は、おしっこがしたくなって、便所に行くついでに、神様に挨拶をしに行くことにしたんだ。

それで縁側の廊下を歩いてたら、庭に誰か居ることに気づいた。

障子を開けてみると、見た事ない白緑の着物を着たおじいさんが、庭にある焼却炉の上から俺をじっと見ていた。

おじいさんは俺と目があった事に気づくと、にこっと笑って頷き、俺に向かって何かゆっくり喋った。

(ガラスが閉まってたから声は聞こえない)

俺は、きっと近所の神主さんか何かなんだろうと思って、お辞儀をしてそのまま便所に行って寝たんだけど、それから何日も経たないうちに母さんが倒れた。

原因は職場のストレスらしかったけど、胃がおかしくなったみたいで、2週間かそのくらい入院していた。

(たぶん精神科とかにも行ってたんだと思う)

2週間後、退院して帰ってきた母さんは、それこそ人が違ったかのように俺に優しくなっていた。

というか、母さんじゃなくなってた。

もう明らかに違う。

見た目とか声とかは変わってないんだけど、俺に対する態度とかはまるきり別人だった。

まず呼び方が変わっていた。

以前は下の名前でそのまま読んでいたのに、帰ってきた母さんは、俺をゆーちゃん(本名がゆうすけなんです)なんて呼びはじめて、 おまけに、いきなり料理が作れるようになったり、手を繋ぎたがるようになったり、昔はありえなかったのに、一緒に買い物に連れて行ってくれたり、オムライスの字とかまで書いてくれたりするようになった。

でもその代わりに、俺の好きな物とか好きな色とかは忘れてる。

もともと知ってる方ではなかったけれど、きれいさっぱり。

母さんがくれた押し花を見て、

「ゆーちゃん押し花が好きなの?お母さんも押し花やってみたいな^^」

とか。

(俺が知ってる母さんの唯一の趣味が押し花なのに)

そしてそれから13年間、今に至るまで母さんはそのままだ。

虐待の事はそもそも俺と母さんしか知らなかったんだけど、そのことに関してもまるきり忘れたみたいな感じだった。

もちろん、それから殴られたり蹴られたりもしなくなった。

これは俺の勝手な想像だけど、神様は別の誰かを母さんの中に入れたんじゃないかと思ってる。

だとしたら、最初に母さんの中に入ってた、本物の母さんはどこに行ったんだろう。

俺ももうそろそろ20歳。

神様のお世話をする年齢が間近に迫った今、それが毎日気になって仕方がない。

出典元:
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?191-5ちゃんねる

  • 奇妙な体験談

別人押し花人格母親神様虐待豹変

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