エピソードエックス

search
  • 体験談を投稿する
  • 全体験談一覧 新着順
    • 全体験談一覧 新着順
    • いいね順
    • 閲覧数順
    • コメント数順
  • 体験談カテゴリー一覧
    • カテゴリー一覧
    • 体験談詳細検索
    • いいね済みリスト
  • おすすめ
  • サイト情報
    • エピソードXとは?
    • サイト更新情報
    • 厳選リンク集
    • アクセスランキング
    • お問い合わせ
menu
  • 体験談を投稿する
  • 全体験談一覧 新着順
    • 全体験談一覧 新着順
    • いいね順
    • 閲覧数順
    • コメント数順
  • 体験談カテゴリー一覧
    • カテゴリー一覧
    • 体験談詳細検索
    • いいね済みリスト
  • おすすめ
  • サイト情報
    • エピソードXとは?
    • サイト更新情報
    • 厳選リンク集
    • アクセスランキング
    • お問い合わせ
キーワードで記事を検索
  • HOME
  • 恐怖体験談
  • 山で道に迷うとおばさんがあらわれて…

恐怖体験談2018.09.20 hide

山で道に迷うとおばさんがあらわれて…

閲覧数:2,563人 文字数:1798 いいね数:2 3件

大無間から光へ。

これが一発でわかる奴は山が好き。

けど、行った事のある奴は少し変態かな。

このルートはそんな所だ。

これは2001年夏。

その山行の終盤、加々森から光へ抜ける時の話。

加々森は陰欝なピークだ。

見晴らしがきかず、暗く寂しいから、留まるような場所じゃない。

友人と二人で来てみたものの、鹿の骨が散乱する暗い深南部の森もいい加減厭きてきてたし、会社に休みを延長してもらって、明るい聖まで足を延ばそうかなぁなんて思いながら、ほとんど加々森には立ち止まらず、先へ進んだ。

起伏が連なり、ほとんど消えかけた道をしばらく進んでいると、やがて急な下りに。

先行した友人が舌打ちをして止まる。

「うわ、わりぃ。ルート間違えた」

地図を見ると、確かにこんなに下っていない。

光岩へ右に行く所を直進してしまい、尾根をかなり下ってしまったようだった。

溜息をついて戻ろうとしたが、ぬかるんだ急斜面。

ずるずるに滑って、上るのは結構骨が折れそうだった。

「まぁ、場所はだいたいこの辺だから、少しトラバースして、上りやすいとこから行こうや」

なんとなく萎えた気持ちのまま、しばらくトラバースすると急に開けた場所に出た。

紫の原っぱ。窪地いっぱいに広がるミヤマトリカブト。

素晴らしくきれいだった。

こんな場所があったのかぁ。

見回せば、この窪地から上へ小さい道が続いている。

誰か知ってて来る人もいんのかなぁ?とりあえずルートに戻れそうだ。俺は少しほっとした。

その時、トリカブトの群落から派手な合羽のおばさんがすうっと出てきた。

「助かるわぁ。道に迷ったんです。お兄ちゃん光まで連れてって」

友人が震えているのが不思議だった。

「まぁ、ルートはこの上だと思うんです。この道悪いかもしれんけど」

俺たちも迷ってしまった事は棚にあげて、俺は自信満々だった。

まぁ、現在地もだいたい把握できてたからだと思う。

「じゃあ行きますか?」

ところが、俺が先に行こうとした途端に友人が俺の腕をひっつかんで、絞りだすような声で呻いた。

「俺たちは後から行くから、先に歩け」

おばさんは少しお辞儀をして、先に上る道を上がっていった。

が、遅い。

たいした坂でもないのに這いずるような格好で辛そうに歩く。

あまりに遅いペースにいらだち、

『先に行ってルート見てくるから、おばさん後からゆっくり来なよ』

って言おうとした瞬間、友人が俺につぶやいた。

「こいつに後からついてこられるのは嫌だからな。絶対見える所がいい」

なんとなく気持ち悪くなってきた。

このおばさんはどこに行くつもりだったんだ?

光より南から、こんな装備で来たはずない。

光から来たなら、こんなとこには来ない。

おばさんはなんだかぐにゃぐにゃと上っている。

「ねぇ。どっから来たんですか?」

俺の問いには一切答えずおばさんは言った。

「前。代わらない?」

「代わらない!行けよ!」

友人が怒鳴る。

「前。代わらない?」

ぐにゃぐにゃのろのろ歩くおばさんの後をしばらく上った。

四、五回同じ問答をしたと思う。

俺はいつの間にかすっかり、怯えていた。

だが、ぐいっと急斜面を上ると突然本道にでた。

「あぁ、良かった。戻ったぁ。」

と思った瞬間、バキン!!と音をたててオバサンの首が直角に曲がったんだ。

そんですぅっとさっきの道を下りていった。

俺は怖いというより驚いて、硬直したまましばらく動けなかった。

その後は、光小屋までものすごいスピードでいったよ。

友人はその晩言った。

「おまえ合羽のフードの中の顔見た?目も鼻も口の中も全部土がいっぱいに詰まってたぞ。あんなのにぴったり後ろついて歩かれるのは、俺は絶対に嫌だね」

まぁ、そんだけ。

下手な文ですまない。

俺は山は好きだけど、あれから光より南は行ってないなぁ。

出典元:
大無間から光へ-てら…こわす
  • 恐怖体験談

山道登山おばあさんトリカブト道に迷った大無間山

3 件のコメント

  • 匿名 より:
    2018年9月20日 7:36 AM

    山怖

    返信する
  • 匿名 より:
    2018年9月21日 7:15 AM

    ?

    返信する
  • 匿名 より:
    2018年9月21日 7:29 AM

    ポポわからん

    返信する
  • コメントを残す コメントをキャンセル

    おっさんが俺の犬は怖いんだぜ~と自慢してきた
    リンゴを見ることも食べることもできなくなった

    関連度の高い体験談

    1. 映画とかの作り物が怖くなくなったっちゃん (7)
    2. 叫ぶ声 (4)
    3. 呼び声 (4)
    4. フラフラ (4)
    5. 手押し車を押してやってきた白髪の老婆 (4)
    6. 山小屋の異臭 (4)
    7. 登山中にあらわれる謎のどんぶり飯 (4)
    8. 津軽街道 (4)
    9. 秋の国内旅行 (4)
    10. 深夜の墓地での出来事 (4)

    メインメニュー

    • 体験談を投稿する
    • 全投稿一覧
    • 閲覧数ランキング
    • 評価ランキング
    • 投稿体験談エピソードXの読者投稿コーナーで投稿いただいた体験談の一覧です。
    • 体験談投稿BBS
    • いいね済みリスト
    • 体験談カテゴリー一覧
    • キーワード検索
    • 厳選リンク集
    • サイト更新情報
    • エピソードXとは?

    体験談ジャンル検索

    • 恐怖体験談 (1,473)
    • あぶない体験談 (861)
    • ちょっといい体験談 (813)
    • 恥ずかしい体験談 (512)
    • 笑える体験談 (996)
    • 奇妙な体験談 (770)
    • スカッとする話・体験談 (604)
    • 忘れらない体験談 (225)
    • その他体験談 (363)

    最近のコメント

    • 「上司にホテルに連れ込まれそうになった」と嫁から電話が に 匿名 より
    • 煙がでている部屋からおばあさんが顔をだした に ぼぼ より
    • マンション火災 に ぼぼ より
    • おばあちゃんの真剣なお祈り に ボボ より
    • 天井に兵士が浮いてた に ボボ より

    アクセスランキング

    - URL
    1 Google 83
    2 Yahoo 34
    3 bing 27
    4 DuckDuckGo 7
    5 心霊スポット大図鑑 4
    6 ウェブ検索 | dメニュー 3
    7 facebook 2
    8 brave 1

    続きはこちら

    逆アクセスランキング参加方法
    https://www.episodex.org/にリンクいただければ反映されます。

    • エピソードXとは?
    • 体験談を投稿する
    • 厳選リンク集
    • アクセスランキング
    • 月間アーカイブ一覧
    • お問い合わせ

    ©Copyright 2002 -2025 エピソードエックス.All Rights Reserved.