エピソードエックス

search
  • 体験談を投稿する
  • 全体験談一覧 新着順
    • 全体験談一覧 新着順
    • いいね順
    • 閲覧数順
    • コメント数順
  • 体験談カテゴリー一覧
    • カテゴリー一覧
    • 体験談詳細検索
    • いいね済みリスト
  • おすすめ
  • サイト情報
    • エピソードXとは?
    • サイト更新情報
    • 厳選リンク集
    • アクセスランキング
    • お問い合わせ
menu
  • 体験談を投稿する
  • 全体験談一覧 新着順
    • 全体験談一覧 新着順
    • いいね順
    • 閲覧数順
    • コメント数順
  • 体験談カテゴリー一覧
    • カテゴリー一覧
    • 体験談詳細検索
    • いいね済みリスト
  • おすすめ
  • サイト情報
    • エピソードXとは?
    • サイト更新情報
    • 厳選リンク集
    • アクセスランキング
    • お問い合わせ
キーワードで記事を検索
  • HOME
  • 恐怖体験談
  • 母校へ続く道

恐怖体験談2022.02.14 hide

母校へ続く道

閲覧数:617人 文字数:2719 いいね数:3 0件

26年前に実際に体験した話をします。

その日、高校時代から仲のよかった友人(以下友人)に連れられて、そのまた友人(以下A)の母校に卒業後の訪問に行こうとしていた。

時間は恐らく昼の3時頃だったと思う。

Aが中古車を買ったのでドライブに行きたいがための、暇つぶし的な訪問であったことを覚えている。

Aの母校は冬には山腹がスキー場になるほど標高の高い場所にあり、毎日自転車で1時間かけて通っていたのだそうだ。

ドライブ途中にAが言った。

「僕が3年苦労して通った道も、車で走るとこんなに早いんだなぁ」

そう言って、そこそこの坂道を、真っ黒のカローラレビンが快音を出して走って行く。

レビンには4人が乗っていた。

運転手はA、助手席に友人、左後ろに俺が乗り、右後ろにAの同校の俺には初対面の人間だ。

「この辺からはさぁ、心臓破りの坂で有名だったんだよ。帰りはスイスイだったけどな」

Aが山道の説明をしながらつぶやく。

俺の右に座っている奴(以下B)も話に続く。

「そういや、あの先に微かにトンネルが見えるだろ?心霊スポットで有名でさぁ」

「そうなんだよな。だから昼に来たかったんだよな」

Aが自分も苦手とばかり話に続く。

そうこう話している内に、車はトンネルへとさしかかった。

確かにずいぶん昔に作られたような、非常に横幅の狭いトンネルだった。

もしかしたら、軽自動車2台でもすれ違えないかも知れない。

もっともAの話だと、余り車は通らないようだ。

昼間でも結構不気味なトンネルだ。夜なんかくるもんじゃないな。と思いつつ、Aの車がトンネルを越えていく。

Aも恐がりな割には興味もあったようで、ゆっくりトンネルを鑑賞させてくれたことを覚えている。

「もう少し先を左に斜めに入る道があるんだよ。それを超えたら我が母校までもう一息」

Aがトンネルを超えて安心したのか、少し饒舌になったようだ。

「ほら、あそこだよ」

Aがまず言葉を放ち、Bも

「もう卒業して半年かぁ。懐かしいなぁ」

と続く。

この道を初めて通る友人と俺は、全くその斜めの道が見えなかった。

慣れとはすごいモノで、さすが3年通った道だなぁ。と感心したその瞬間!

Aが左ウインカーを出す。

「どこに道があるんだよ」

友人はその道が判別できないようだ。

もちろん俺にも全く見えなかった。

「何言ってるんだよ?もう50mもないぜ?ほら、そこだよ」

とAは指を差して俺たちに伝えてくれた。

だけど、俺に見えたのは。。。。ただの崖だった。

というより、遥か下に川が流れている谷だった。

「お前、僕をからかってるだろ?その先は谷底じゃねーかっ!」

友人が笑いながらAの肩を叩く。

「冗談なんて言ってねーよ。お前ら、目が悪いんじゃねーか?」

なんかこうなると、お互いの騙し合いみたいだ。

その瞬間、Aがハンドルを左に傾けた。

後で友人と話してわかったことだが、確かに下に谷底を見た。

間違いない。

俺は大声で叫びながら身構える体勢を取った。

その瞬間は見えていなかったけど、友人も恐らく同じような体勢を取っていたと思う。

「おわっ!!!!!」

2人の大声に驚いたAが急ブレーキをかけた。

急ブレーキはかかり、キーという音がする。

そんなはずはない。

俺たちは谷底へ真っ逆さまのはずだ。

うっすら目を開けると、そこは橋の上だった。

両側に赤色の手すりが付いている立派な橋。

橋の幅は元の道よりも広いくらいだ。

「お前ら、なんつー声出すんだよ。びびったじゃねーか!」

Aが紅葉した顔で、胸に手を置いていた。

「ご・・・ごめん。疲れていたみたいだ」

友人はAに詫び、無事母校へと着いた。

母校の先生用の駐車場に着くか着かない頃。

友人が話さない事もあり、俺がAに聞いてみた。

「なあ、あの橋なんだけど。俺には橋なんか見えなかった。ただの崖・・・というか谷だったんだ」

友人も慌てて口を開く。

「そ!そうだよ!橋なんか無かったんだ!」

あきれた声でAが答えた。

「じゃあ、どうやって渡ったんだよ。というか、お前ら僕をからかうにしては演技しすぎだろ!?」

4人はお互い自分の体験を話し始めた。

俺と友人は、橋が見えていなかったこと。

AとBは橋が見えていたこと。

お互い1時間も話しただろうか。

ふとしたときにBが口を開いた。

「幽霊の仕業じゃないか?」

「いや、でも心霊スポットってあのトンネルだろ?」

とAが話に続く。

「覚えてないか?」

BがAに話を投げかけ始めた。

「俺たちが2年生の時に、あの橋って作り替えられたよな。その後に、結構先輩とかが橋の先で事故に遭わなかったか?」

「あー結構あそこ事故が多かったよなぁ。特にできたての頃。2人ほど亡くなった事故もあったよな」

とAが続く。

この学校の通学は、行き心臓破りの坂。

帰りはスイスイって言ってたけど、ノーブレーキでで橋から道路に出るときに事故がよく起きたとのことだった。

反対側からは橋が見にくかったのだ。

「でも反対側からの車って、火葬場の・・・」

Aはそこまで言って言葉を失った。

「お前ら、橋が見えないって言ってたよな」

Aが真剣な顔で聞いてきた。

「もし、もしだよ?あの橋を渡らなかったら、その先に火葬場があるんだよ」

とAは話を続ける。

俺はその瞬間にいやなことに気づいた。

「もし道がなくて曲がれなかったら、火葬場に着くと言うこと?」

「途中にあるのは、多分今でも廃屋の家と、火葬場だけなんだよ」

とBが教えてくれた。

この話は実際に起こった話だけど、未だにどうしてもわからないことがある。

この現象は、トンネルから来る心霊現象か。

それとも、事故で亡くなった方の心霊現象か。

今は親友になっている友人と、話をする度に悩む。

俺たちは一度2人で、免許を取った後にあの場所に行った。

花束を2つ買って。

トンネルと橋に置き、祈りを捧げに行ったんだ。

出典元:
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?333-2ch
  • 恐怖体験談

ドライブトンネル母校谷底火葬場

コメントを残す コメントをキャンセル

捨てた記憶がないのに、ゴミ箱が空に
その部屋は空き巣によく入られる

関連度の高い体験談

  1. 深夜の検問 (7)
  2. 深夜のドライブ (4)
  3. 赤い光 (4)
  4. 深夜のドライブ (4)
  5. 三枚の写真 (4)
  6. うたて沼 (4)
  7. 夜のドライブ (4)
  8. 迷いました… (4)
  9. 津軽街道 (4)
  10. 天国へ誘拐されかけた話 (4)

メインメニュー

  • 体験談を投稿する
  • 全投稿一覧
  • 閲覧数ランキング
  • 評価ランキング
  • 投稿体験談エピソードXの読者投稿コーナーで投稿いただいた体験談の一覧です。
  • 体験談投稿BBS
  • いいね済みリスト
  • 体験談カテゴリー一覧
  • キーワード検索
  • 厳選リンク集
  • サイト更新情報
  • エピソードXとは?

体験談ジャンル検索

  • 恐怖体験談 (1,472)
  • あぶない体験談 (854)
  • ちょっといい体験談 (809)
  • 恥ずかしい体験談 (512)
  • 笑える体験談 (991)
  • 奇妙な体験談 (762)
  • スカッとする話・体験談 (603)
  • 忘れらない体験談 (218)
  • その他体験談 (363)

最近のコメント

  • 「上司にホテルに連れ込まれそうになった」と嫁から電話が に 匿名 より
  • 煙がでている部屋からおばあさんが顔をだした に ぼぼ より
  • マンション火災 に ぼぼ より
  • おばあちゃんの真剣なお祈り に ボボ より
  • 天井に兵士が浮いてた に ボボ より

アクセスランキング

- URL
1 Google 308
2 Yahoo 190
3 bing 89
4 心霊スポット大図鑑 24
5 ウェブ検索 | dメニュー 21
6 facebook 18
7 DuckDuckGo 11
8 brave 2
8 au one 2
10 Twitter 1
10 https://www-kowaisite-com.tran … 1
10 https://www-episodex-org.trans … 1
10 楽天ウェブ検索 1
10 ChatGPT 1

続きはこちら

逆アクセスランキング参加方法
https://www.episodex.org/にリンクいただければ反映されます。

  • エピソードXとは?
  • 体験談を投稿する
  • 厳選リンク集
  • アクセスランキング
  • 月間アーカイブ一覧
  • お問い合わせ

©Copyright 2002 -2025 エピソードエックス.All Rights Reserved.