入社3年目の6月、私は愛知県の営業所へ転勤となり、引っ越しすることになった。 会社が探してくれた2DKのアパートは独り身には広すぎるようにも思えたが、入社以来、狭い寮で生活していた私の目には非常に魅力的に映った。 職場に…
風呂に現れた手
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入社3年目の6月、私は愛知県の営業所へ転勤となり、引っ越しすることになった。 会社が探してくれた2DKのアパートは独り身には広すぎるようにも思えたが、入社以来、狭い寮で生活していた私の目には非常に魅力的に映った。 職場に…
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ある日、深夜に高速をいわゆるそういうのが「見える」先輩に家まで送ってもらっていた。 周りに車は一台もなかった。 そして普通に先輩が運転していると先輩が 「ここってなんかでるみたいだね」 「え?でるって・・・幽霊ってやつで…
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友人Yから聞いた話。 今から二年ほど前、Yの爺さんが死んだ。 Yは昔から超が付くほどの爺さんっ子だったもんだから、葬式のときなんかは年甲斐もなく、鼻水たらしながらわんわん泣いたらしい。 ちょうどその爺さんが死んでから、初…
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去年の話。 大学行く事になって、大学は地元じゃなくて他県だから一人暮らしする為に引っ越ししなくちゃいけなくなった。 で、初めての土地でよく分かんないし、金もないから安いっていう理由でぼろいアパートに決めたんだけど、入居初…
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私が十数年前、下○市に住んでいた頃の出来事です。 当時新聞配達のバイトをしていたのですが、一軒だけとても嫌なお客さんがおりました。 なぜかと言うと、通常の配達順路を大きく外れている上、鬱蒼とした森の中の長い坂道の突き当た…
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○阪全○空ホテルでの出来事。 霊感のつよい先輩が経験した話です。 上記のホテルの一室で熟睡していたら、夜中の三時頃にしつこく、ドアをノックする音が聞こえたそうです。 何ごとかと思い、のぞき穴を見たら若いボーイさんが立って…
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今から十年前の冬、当時付き合っていた彼女との二人旅の話。 そのホテルは山に囲まれた湖の湖畔に立っていた。 チェックインの後、部屋で窓の外を眺めながらくつろいでいると、湖に浮かぶ一艘のボートに目が留まった。 ボートには白の…
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うちの会社は結構ブラックで、絆を深めるためなのか精神修行なのか知らないけど、毎年新入社員に山登りとかキャンプとかさせてる。 今年はお寺で修行。 いつもは社長ともう一人が引率するんだけど、今年は社長が直前に行けなくなって俺…
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一番最初に見たのは多分これ。 幼稚園の砂場で、友達とトンネル作ってた。 両方から2人で手を入れて砂を掻き出していたら、自分の右手が何かにつかまれて引っ張られた。 そんなに大きな砂山じゃなかったのに、一気に肩まで引き込まれ…
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これは友達から聞いた話。 受験勉強のために部屋で猛勉強してたら、夜中の二時ごろに部屋のドアをコンコンとノックされて、 「○○、夜食持ってきたからドア開けなさい」 って母親が言ってきた。(ドアにはカギがかかってる) でも○…
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かれこれ15年は経とうかと言うのに、いまだ忘れる事が出来ない顔がある。 私は中学の時、押し入れで寝ていた。 中は当然広くも無く、体育座りをしてようやく体が入る程度の高さしかなかったが小さい机と電気スタンド、漫画本や玩具を…
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オレ結構、寺とか下町が好きで、その日早朝上野から谷中のほうにゆっくり車ながしてたのね。 あそこら辺てやっぱ古い建物とか寺とか多いんで、そういうのがあると近くに車を停めて眺めたりとかしてたんだ。 その頃はあんまり上野の細か…
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春というのは若い人達にとっては希望に満ちた、新しい生命の息吹を感じる季節だろうが私くらいの年になると、何かざわざわと落ち着かない、それでいて妙に静かな眠りを誘う季節である。 夜中、猫の鳴くのを聞きながら天井を見つめてる時…
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おいらと相方の旅行のときの話。 うちの相方はY県の某看護学校卒業なんだけど、そこの寮ちゅうのが半端なくでるらしいんだよね。 (霊感なくても普通にみんな経験するらしい) 寮の部屋の中にお札がはってあったり、部屋の前に盛り塩…
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幼稚園児だった私は遠足のバスに乗っていた。 バスが赤信号で停車すると、車内は急に静かになって隣の席も後ろの席も皆一様に眠ってしまっているよう。 赤信号はいつになっても青にならず、車内は静寂に包まれていた。 窓際に座ってい…
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この話は、中学時代の友人から聞いた話です。 彼の親戚のお姉さんは、とても心霊体験が多いらしく当時、彼も良く心霊写真を見せてもらったらしいです。 (なぜか笑える心霊写真が多かったと言っていた) 場所は言えませんが、地元で幽…
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小学校5年生の時の話。 夏休み後半、ちょうど今頃。 同士仲の良い家族数家で田舎の民宿に行ったのよ。 そん時に他所の家の子供泣かせてしまってこっぴどく怒られた。 「お前一人だけ、別の部屋で寝なさい!」 そう言われて、反抗期…
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この前の夜、友人とドライブ中の話。 田舎の道を走ってたら着物のババアがしゃがみこんで道の脇の何かにすがりついてた。 友人も気がついてたみたいで 「あの婆さん大丈夫かな」 みたいなことを言った。 車もあまり通らないし、発作…
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彼は、爺様の代から続いた三代目の大工である。 そんな彼の父親である二代目師匠は先日、職場で亡くなられた。 肉親という感覚以上に、師匠として父親を非常に尊敬していた彼は、暇を見つけては、初代と二代目が眠る墓によく墓参してい…
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長文になってしまい申し訳ない。 俺が小6の頃の話。 その日は露の時期特有の大雨の日で、朝からずっと雨だった。 夜になっても雨は止まず、テレビでは警報なんかも発令されていた。 俺の家は割と低い土地に建っていて、近くには川も…
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