「沖縄に行かない?」いきなり母が電話で聞いてきた。当時、大学三年生で就活で大変な頃だった。「忙しいから駄目」と言ったのだが母はなかなか諦めない。「どうしても駄目?」「今大事な時期だから。就職決まったらね」「そう・・・」母…
母の我侭
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「沖縄に行かない?」いきなり母が電話で聞いてきた。当時、大学三年生で就活で大変な頃だった。「忙しいから駄目」と言ったのだが母はなかなか諦めない。「どうしても駄目?」「今大事な時期だから。就職決まったらね」「そう・・・」母…
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高熱で寝込んでいた私のところにきてトントンしながら子守歌うたってくれ、熱を下げようと氷がたくさん入った桶とタオル(じゃなくて雑巾だったけど)を持ってきてくれた4才。 冷たいのに一生懸命氷水の中でタオル絞ろうとしてて、小さ…
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俺さ小さい頃、一人っ子で両親共働きだったから、鍵っ子って奴だった。 だからさちょっと内気で友達もできなくてさ、よく、じいちゃんの家に行ってた。 じいちゃんはさ、会社の社長でさ忙しかったけど俺が行くと絶対遊んでくれたよ。 …
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友人が亡くなった。 入院の話は聞いていたが、会えばいつも元気一杯だったので見舞いは控えていた。 棺に眠る友人を見ても闘病で小さくなった亡骸に実感がわかなかった。 遺品整理を手伝っていて、遊びに行くとコーヒーを入れてくれる…
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俺が高校の時の話。毎年夏休みに入ると、甲子園の予選に全校生徒が応援に行くのが恒例行事だった。学校に集合してバスで球場に向かうことになっていたので、普段と同じ電車に乗って学校に向かっていた。田舎なので線路は田んぼの中を突っ…
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うちの姉ちゃんが風邪でぶっ倒れた。 39℃近い高熱。 家にいた俺が看病することに。 ジュース持ってこいだのお粥を作れだのうるさい。 そのうち熱が39℃を超えたので、今度は座薬を入れろと言ってきた。 さすがにそれは勘弁して…
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これは俺が3~4年前の夏、イタリアのローマで体験した話です。 俺は大学でイタリア文学を専攻していて、大学4年の時に休学して半年間ローマに留学してたんだけど、その時にローマの郊外にある、エウルっていう穴の開いたチーズみたい…
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いつも学年トップの成績を誇る友人の明彦君。 彼が、京都府において実施された某模擬試験の結果を見せてくれた。 各教科の点数はほぼ満点で、受験者総数の中で第3位という素晴らしさ。 しかし、彼の志望校及びその志望校への合格率を…
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子供の頃、5丁目に住んでいた。まだサンタさんを信じていた幼い私は父に「サンタさんは一人なのにどうしてみんなにプレゼント配れるの?」と聞いた。 「あのな、サンタさんは本当は一人じゃないんよ。サンタさんは一番偉い人で社長さん…
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厨房の頃付き合っていた彼がいた。交換日記とかしていた。2人とも音楽にはまっていた。彼が、曲を作りたいので、詩を書いてほしいと書いてきた。舞い上がっていた私は、調子に乗って、自分の番がくるたびに、書いて書いて書きまくった。…
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某所ドトールにて。 下半身が、黒のパンストに毛糸のパンツだけのおばさんを見た。 (かなりの美脚) しばらく横目で見ていたらトイレに入り、 なんとズボンを穿いて出てきた。 いいね 0
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二十歳になった時、母と買い物の帰り、駅裏の寂れた焼き鳥屋に入りました。 「二人でこうして飲むなんて初めてね~」 母はほぼ下戸なので、レモンサワー。私はビール。 大学進学の為東京で一人暮らしをしていた私にはそのショボイ焼き…
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まだ、俺が小学1年の時の話し。 夏休みの宿題でジャガイモのスケッチがあって、母にジャガイモ一つだけ欲しいと言ったら、隣り近所で付き合いがある仲の良いオバサンの畑から小さな奴を持ってきてくれた! そして、なぜか俺はオバサン…
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今日、まとめサイトで携帯電話を拾ってどうのこうのという話を読んで思い出した話。 横断歩道の信号待ちスペースに携帯電話が落ちていたので最寄りの交番に届けようと拾ったら公衆電話から何度も着信があり、本人だと思い電話に出たら予…
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近所の電器店でアレに使う大容量HDDなどを物色しておりましたら、「萌えー!萌えー!」と叫びながらフロアをうろつくおっさんを発見いたしました。ああ、春だな。ああいうおっさんの存在を根本から抹消したらさぞかし楽しいだろうなと…
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私はバスケ部に入っててその日はたまたま練習が早く終り友人と2人で帰ろうとしました。 校門辺りで女子バドミントン部が縄跳びで練習しているのに気づき何気なく見ていると連続で二重跳びをしていた女子がいました。 たぶん20回以上…
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その日は夜勤だったので終電近くの電車で出勤していた 電車でウトウトしてしまっていたのだが、よくあることだ そんなときだ明らかに自分の口から言葉が出た なんの意識もしていなかったこんな言葉 「ミツメヤマ」 とはっきりそうい…
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もう10年以上前のことだがそこそこ混んだ電車でドアのところの棒に捉まって立っていた。 ポイント通過で大きく揺れた瞬間、隣にいたかなり太ったオバさんがちょうど肘の上にのる形で倒れこんできた。 結果、尺骨の亀裂骨折、肘の捻挫…
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私が子供の頃、体験した話しです。 近所の公園にシーソーがありました。 ごく普通のシーソーで、右に下がったり左に下がったり ちゃんと動いていました。 ところが、ある日、近所の少し頭の変な子供が野良猫を捕まえて きてシーソー…
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彼は、爺様の代から続いた三代目の大工である。 そんな彼の父親である二代目師匠は先日、職場で亡くなられた。 肉親という感覚以上に、師匠として父親を非常に尊敬していた彼は、暇を見つけては、初代と二代目が眠る墓によく墓参してい…
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