私が園児だった頃、友達の誕生日会に呼ばれて5.6人で遊びに行くことになった時の話です。
ケーキを食べたり、アンパンマンを観たりした後、外で隠れんぼをすることに。
その子の家は6棟くらいある広い敷地で隠れんぼにはうってつけでした。
その子が鬼役となり、私は倉庫と倉庫の隙間に身を潜めることにしました。
暫くして、近くで友達の声が聞こえてきましたが、一向に見つけてもらえる気配がなく、いつの間にか辺りは静まり返ってしました。
さすがに長いな~と思い、周りを見渡したのですが、シーーンとしていて人の気配がありませんでした。
日が暮れてきたのも相まって、少し怖く感じは私は、その子の家まで向かうことにしました。
玄関前まで辿り着いた時、何か妙な違和感を感じつつ、そぉーっと扉を開けると、なぜか玄関先に鳥籠に飼われたオウムが。
さらに玄関からみえるリビングは真っ暗で家具などもなく、あれ?と思っていたのですが、それよりもなんでオウムがここに?と考えていると、
「人が喋ったことをマネする鳥だ!!」
と思い出して、オウムに向かって思いっきり
「コンニチハーーー!!!」
と叫びました。
が、無反応。
みんなどこに行ったの~と家から出て、廊下の柵の隙間から下を眺めていたら、鬼役の友達が!
「◯◯ちゃーん!!」
と声を掛けると
「あ!私子ちゃん見つけた!!」
と言われて、隠れんぼがまだ続いていたんだとびっくりしつつも、友達がいたことに安慮して、急いで下へ降りていきました。
鬼役の子の元に着いたとき、空がお昼に戻っているのに気付きました。
でも当時の私は、ん?と思うくらいで、引き続き鬼役の子と一緒に他の子たちを見つけて家に帰りました。
当然ですがその場にはオウムはおらず、いつもの友達の家に戻っていました。
今思えば、たまたま友達がいないタイミングで出ていき、さらに間違えた家に行ったんだと思います。
夕暮れも勘違いかと。
でも当時の自分としてはとても不思議で不気味な体験でした。
それにもし、あのオウムを飼っていた住民が昼寝をしていただけだったとしたら、いきなり子供の声で
「コンニチハーー!!」
は、かなり焦ったんじゃないかと思います。
すみません。
少し説明がたりてなかった。
その友達の家は社宅かマンションなのか同じ建物が6棟くらいある内の1番南側の左の棟の3階辺りの突き当たりでした。

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