20代半ばをすぎて、母親に結婚しろ~孫見せろ~と言われ続ける日々。
そりゃ結婚に憧れはあるけども、やりたい事もまだまだあるし、何より相手いないしねorz
そんなやりとりの中で、私は母にひどい事を言ってしまいました。
心のどこかで、ずっと封印してきた漠然とした不安。
「もしこの先、生まれてくる子どもが障害をもってたらどうしよう…」
私には知的障害者の妹がいます。母方のいとこにも知的障害者がいます。「遺伝」ということはないのだろうか。
差別するとかそんなんじゃなくて、私に育てられるんだろうかと。
この考えは、今を一生懸命生きてる妹やいとこはもちろん親戚や母自体をも否定してしまうことになります。だから今まで誰にも言えなかった。
言った瞬間の母の顔…。
「そんなんお母さんが育ててあげるやん!」
母はすぐにニヤっと笑って言い放ちました。
障害もった子は、この人なら育てられると神様が親を選んで授ける、と聞いた事がありますが、本当かもしれません。
たったひとことでいろんな不安が小さくなって、涙がでました。
この母に、育ててもらった私ならきっと大丈夫です。本当にひどいこと言ってごめんね。
早くいい人みつけるからね。お母さん。
神様の選択
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