エピソードエックス

search
  • 体験談を投稿する
  • 全体験談一覧 新着順
    • 全体験談一覧 新着順
    • いいね順
    • 閲覧数順
    • コメント数順
  • 体験談カテゴリー一覧
    • カテゴリー一覧
    • 体験談詳細検索
    • いいね済みリスト
  • おすすめ
  • サイト情報
    • エピソードXとは?
    • サイト更新情報
    • 厳選リンク集
    • アクセスランキング
    • お問い合わせ
menu
  • 体験談を投稿する
  • 全体験談一覧 新着順
    • 全体験談一覧 新着順
    • いいね順
    • 閲覧数順
    • コメント数順
  • 体験談カテゴリー一覧
    • カテゴリー一覧
    • 体験談詳細検索
    • いいね済みリスト
  • おすすめ
  • サイト情報
    • エピソードXとは?
    • サイト更新情報
    • 厳選リンク集
    • アクセスランキング
    • お問い合わせ
キーワードで記事を検索
  • HOME
  • 奇妙な体験談
  • 子供のころ、公園で見たことのない姉ちゃんと遊んだ

奇妙な体験談2019.12.28 hide

子供のころ、公園で見たことのない姉ちゃんと遊んだ

閲覧数:1,608人 文字数:1781 いいね数:4 0件

俺は小学校低学年までは同じ学年の友だち+同じ学校の高学年の兄ちゃん姉ちゃんたちと一緒になって公園で遊ぶことが多かった。

ドッジボールしたり、鬼ごっこしたり、野球したり、夏には遠くの大きなグラウンド行って思いっきり遊んだりした。

ほぼ毎日、日が暮れるまで遊んで、近くに住んでる兄ちゃんに手をひかれて帰っていた。

だけど小4になって、兄ちゃん姉ちゃんのほとんどが中学生になって公園にこなくなったせいでそういうことは一切なくなった。

たぶん部活やらなんやらで忙しくなったんだろうな。

俺も中学に入ってからはそうだったから。

俺の同学年の友だちも、4月の初めの2週間くらいは公園で兄ちゃんたちを待ってたりしたけど、もう来ないんだな~と思ったらしく全く公園に来なくなった。

でも俺は梅雨が始まるくらいまでは公園で一人で待ち続けた(ときどき友だちが来ていたが…)。

正直言うと同学年の友だちだけで野球やっても、兄ちゃんたちが投げる剛速球とか、特大ホームランとかに見なれてると、物足りないしつまらない。

それになんだか公園に来なくなった友だちに「裏切られた」みたいな嫌悪感を感じてたから、一緒に遊ぶ気にはなれなかった。

そして待ち続けて約1ヵ月、ゴールデンウィークに入る前くらいだったかな、今日もダメかなんて思ってた夕方に制服姿の全く見たことのない姉ちゃんが公園に来た。

見たことない人だったから最初は不思議に思ってたけど、彼女が

「遊ぼうか」

って言ってくれたとき、約一か月も待ちぼうけ食らってた俺はマジで嬉しくなった。

そのときはキャッチボールしたり地面に絵を描いて遊んだりした、と言っても俺がハシャギまくってて彼女はそれをぼけーっと見てる感じだったけど。

それで、もう日が暮れるってなったとき、俺が彼女に

「もう帰る。今日は楽しかった」

みたいなことを言ったら彼女が

「もっと遊ぼうよ」

と俺の手を取った。

彼女は遊んでる最中はあまり口をきかなかったが、ここではやけに饒舌になった。

俺に

「もっと面白い場所がある」

とか

「もう少しだけ…」

とか言ってきた。

俺は

「お母さんに怒られるからダメ」

って言ったんだけど、彼女は

「もうちょっとだけ遊ぼうよ。もう少しだけだから…」

と言って手を離さない。

彼女の力がイヤに強かったことを今でも覚えてる。

彼女の目がマジだったのと母さんに怒られるかもっていう恐怖心から、半ば振りほどく形になって俺はお礼だけ言ってその場をかけ出した。

次の日、そのときの現場を友だちに見られていて声をかけられた。

俺は

「すげー楽しかったから、お前らも来いよ」

と言った。

そしたら友だちにはこう言われた。

「お前一人で遊んでてそんなに面白かったの?」

その日から公園で彼女を待ち続けたけど二度と来ることは無かった。

そして俺が中学生になったある日、沖縄に修学旅行に行くということで、手始めに自分の街の戦時中の歴史を調べることになった。

街の図書館に出かけて資料を漁っていたところ、古い写真が多く載っている本を見つけた。

その本は戦時中のこの街の学業学生についてまとめられていた本で、「戦争中の学生はこんなに辛い生活を送っていたんですね~」みたいな作文を、写真を付けて文章を大幅カットして書けば楽だなと思ってその本をペラペラめくっていた。

その本の1ページにとある写真が載っていた。

その写真は、戦前に建てられた女学院を写していた。

建てられていた場所は俺の行っていた小学校の近く。

この女学院は戦時中に空襲にあって丸ごと焼けてしまった旨が本に書かれていた。

そこに写っていた女学生の制服こそ、俺が小4の時に会った彼女の制服と全く同じものだった。

(と言っても記憶が薄らなので確実とは言えないが…)

彼女は俺をどこに連れて行こうとしたのかな。

34歳職歴無しニートとなった今では、彼女に連れて行かれた方がマシな人生だったかもしれない。

出典元:
怖い話 - 暇つぶし2ch

  • 奇妙な体験談

公園幽霊戦争制服

コメントを残す コメントをキャンセル

その服太って見える
なぜか隣村と仲が悪い

関連度の高い体験談

  1. ROBERTO (6)
  2. 真っ黒な女の子 (6)
  3. 幼稚園の時に見た、防空頭巾にモンペ (6)
  4. 深夜、電話ボックスに女の人がいた (6)
  5. 隣のおばさん (4)
  6. まるで人が助手席にいるかのように振る舞う運転手 (4)
  7. 旧街道とクロスする地点 (4)
  8. 白のアウディ (4)
  9. 百年近く続く小さな銭湯 (4)
  10. めっちゃ嘘っぽい幽霊を見た (4)

メインメニュー

  • 体験談を投稿する
  • 全投稿一覧
  • 閲覧数ランキング
  • 評価ランキング
  • 投稿体験談エピソードXの読者投稿コーナーで投稿いただいた体験談の一覧です。
  • 体験談投稿BBS
  • いいね済みリスト
  • 体験談カテゴリー一覧
  • キーワード検索
  • 厳選リンク集
  • サイト更新情報
  • エピソードXとは?

体験談ジャンル検索

  • 恐怖体験談 (1,473)
  • あぶない体験談 (859)
  • ちょっといい体験談 (811)
  • 恥ずかしい体験談 (512)
  • 笑える体験談 (992)
  • 奇妙な体験談 (768)
  • スカッとする話・体験談 (603)
  • 忘れらない体験談 (224)
  • その他体験談 (363)

最近のコメント

  • 「上司にホテルに連れ込まれそうになった」と嫁から電話が に 匿名 より
  • 煙がでている部屋からおばあさんが顔をだした に ぼぼ より
  • マンション火災 に ぼぼ より
  • おばあちゃんの真剣なお祈り に ボボ より
  • 天井に兵士が浮いてた に ボボ より

アクセスランキング

- URL
1 Google 268
2 Yahoo 152
3 bing 70
4 ウェブ検索 | dメニュー 22
5 心霊スポット大図鑑 16
6 facebook 7
7 DuckDuckGo 5
8 brave 1
8 au one 1

続きはこちら

逆アクセスランキング参加方法
https://www.episodex.org/にリンクいただければ反映されます。

  • エピソードXとは?
  • 体験談を投稿する
  • 厳選リンク集
  • アクセスランキング
  • 月間アーカイブ一覧
  • お問い合わせ

©Copyright 2002 -2025 エピソードエックス.All Rights Reserved.