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恐怖体験談2020.03.08 hide

ある家を繰り返し夢に見る

閲覧数:1,541人 文字数:1765 いいね数:1 0件

同じ家とか場所とかを、繰り返し夢に見ることはあるだろうか。

別に続きモノって事ではなく、ホラーであったり日常的であったりと、関連性はないけど舞台がいつもそこってやつ。

大抵は昔住んでた家だとか、友人や親戚の家だったりとか。

でも全く覚えがない場所だが、よく夢に見るということがある。

学校でそんな話をしていて、友人が教えてくれた話。

彼は昔からよく夢に見る場所があった。

ちょっとばかり洋風の普通にある住宅で、2階建てだという。

いつから見るようになったのかは覚えていないが、中学に入ったときにはすでに、『ああ、またか』と思えるくらいだった。

彼にはとても仲のよい友人Kがいた。

家が近所で母親同士も仲がよかったため、お互いの家を行き来して、毎日のように遊んでいた。

好きな漫画もゲームで使うキャラも一緒。

成績も同じくらいで、身長体重も変わらない。

中学1年の時に、いつも通り遊んでいると夢の話になった。

「いっつも同じ家の夢をみるんだよ」

食いついてきたKも、同じような体験をすることがあるらしい。

メモ用紙に家の間取りを書いて説明すると、Kも同じだと言った。

いろいろ話している内に、全く同じ家のように感じた。

奇妙な偶然に好奇心が刺激され、お互いの夢の話をすることが多くなった。

家は割と広くて、4、5人の家族が住めそうな所。

だけど二人とも、1階の角部屋だけは入ったことがない。

中学という微妙な年齢のこともあって、どちらが先にあの部屋に入るか競争しようということになった。

その頃から悪夢が続くようになった。

家の中を包丁をもった殺人鬼に追い回されたり、姿の見えない幽霊に追いかけられたり。

例の部屋に近づくことは出来なかった。

最初は

「俺たち前世で兄弟だったんじゃね?」

と盛り上がっていたが、次第に夢の話はしなくなった。

彼曰く、

「あまりに似すぎている自分たちが、正直気味が悪くなった」

と。

「顔は似てるわけではないけど、本人達にしか分からないシンパシーのような物があるんだ」
と。

それは彼も同じだったようで、高校は別の所を選んだ。

でも仲のよい親友であることには変わりなく、電話で話したりはしていた。

部活や進路を決めるような時には、お互い別々にしようと暗黙の了解があった。

大学に進む頃には、違う生活環境で次第に疎遠になっていた。

冬休みに実家に帰省すると、久しぶりにKから年賀状が届いていた。

年賀状にはペットの犬の写真。

『ああ、チョコまだ生きてるんだ』と懐かしかった。

印刷の『あけましておめでとう』の下に、小さく書かれたKの筆跡。

『あの部屋に呼ばれた。俺が先に行くぜ』

その言葉に血の気が引いた。

数日前に見た夢で、彼も部屋に呼ばれたのだ。

変わらず一定周期であの夢は見ていたが、そのときはなんだか雰囲気が違った。

誰もいない家の中を歩いていると、なんとなく『ああ、今ならそこに行けるな』という気分になったという。

ただ彼は行けなかった。

行こうとしたときに携帯が鳴って起こされた。

学校が始まってしばらくしたときに、母から電話がきた。

Kが行方不明になったらしい。

一人暮らしをしていたアパートから忽然と姿が見えなくなったと、何か知らないかと、Kの親が聞きにきたというのだ。

もちろん夢の話など出来るはずもなく、知らないと言うしかなかった。

それから半年以上が経ったが、まだKは見つからない。

疎遠にはなっていたが、とても寂しくて仕方がないと落ち込んでいた。

先を越されたと、悔しい気持ちもあるんだと。

たいして怖くもないかもしれないけど、正直俺はぞっとした。

俺もまた同じように毎度でてくる家がある。

「夢で見たことを他人に話してはいけない」と祖母が言っていた。

それまでなんとなく言いつけを守っていたけど、そういうことかと納得した。

出典元:
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?231 - 5ch
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