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恐怖体験談2021.07.14 hide

カマイタチ

閲覧数:1,379人 文字数:3649 いいね数:1 1件

私が中学生の時の話をさせて貰います。

10年位前の話になりますが、当時私の小学生の弟(A)がよく学校で怪我をしてきました。

怪我も転んだりして出来る傷ではなく、カマイタチというのでしょうか。

何かに切られた様な傷を、週に2,3回作ってくるという事が2,3ヶ月続きました。

そんな時、私が学校から帰ると、家に親戚のお兄さん(B)がやってきていました。

Bさんは私より5歳年上で、私の県から4,5つ離れた都会に住んでおり、子供の頃から良く遊んでもらっていたお兄さんです。

しかし子供の頃は年に2,3回会って遊んで貰ったのですが、その時は確か2,3年振りの再会だったと思います。

私「どうしたのBさん。遊びに来たの!?」

私は久しぶりの再会で、色々と遊んで貰えると思って大興奮。

当時の私には憧れだった都会の話や、流行を教えて貰えると思って嬉しくなりました。

B「いや~(私)ちゃんと遊びたいんだけどね。ちょっと呼ばれたから来たよ」

そう言うと、Bさんはそのまま私の両親と一緒に家の大広間で話をし始めました。

両親からは「話が終わるまで自分の部屋で遊んでなさい」と言われ、Aと遊んでいた記憶があります。

何時間位話をしていたのかわかりませんが。

母が夕飯の用意ができたと、私とAを大広間に呼びました。

大広間にはいつの間にかBさんの叔父(C)さんが、Bさんと同じ県から来ていました。

そして全員で揃って夕食。

でも何故かBさんだけは、用意された夕食に一口も手をつけずに微笑んでいました。

ご飯が終わった後、Bさんが口を開きました。

B「(私)ちゃん。今からお風呂に入って、少し寝てちょっと付き合ってくれる?」

私「え?今から寝てから?どっか行くの?」

B「明日お休みでしょ?だから夜更かししても平気だよね?」

いつもと違うBさんの雰囲気に少しおかしいと思いながら、両親の顔を見ると父が一言「言うことを聞きなさい」と言いました。

私は訳も分からずお風呂に入らされ、その後、自分の部屋で寝ました。

そして午前3時。

目覚ましが鳴り、母に起こされ、急いで着替えて、玄関に行くと、そこには黒いスーツを着たBさんとCさんがいました。

何事かと思ったのですが、何も言葉が出ず、Bさんはいつもとちょっと違う真面目な顔で口を開きました。

「Aの学校への通学路教えてくれる?」

そのままCさんの車に乗り込み、私は家から学校までの通学路を教えました。

時折通学路の途中で車を止め、その度にBさんは車を降りて辺りを見渡したり、(今思うと拍手を打っていた様な・・・)
道に手を置いたりしながら学校へと向かいました。

小学校は真夜中という事もあり、誰もいません。

今と違って防犯のセンサーなどもついていない田舎の小学校だったので、校門の扉も開いており、誰もが入ることが出来る状態でした。

真っ暗な学校に向かって歩いていくBさん。

時折校舎を見ながら、「駄目だなぁ・・・」とか「うまく見えないなぁ・・・」とか、ぶつぶつ言っていました。

一緒についてきていたCさんは、私に「怖くない?大丈夫?」とか「きっとすぐ終わるから」とか色々言ってくれて、怖い気持ちを和らげてくれました。

小学校に来て何分か経ったかわかりませんが、強烈に覚えている瞬間が訪れました。

それまで背を向けていたBさんがいきなり振り返り、私たちを指指し、

「そこ。来る」

そうBさんが呟いた瞬間、子供の笑い声と共に校舎の中を駆け回る足音が、私とCさんの横を通り抜けていきました。

私もCさんも激しく動揺して「今の何!」と聞くと、Bさんは一言「だから来るって言ったじゃん」と、何事も無かったかの様に辺りを見回しました。

そして一言「今日は無理だから帰ろうか」と言って、乗ってきたCさんの車で私の家まで帰りました。

家に帰ると心配そうな顔で待っている両親が居て、私はいつの間にか母と一緒に寝ていました。

そして起きると、既にBさんとCさんは帰っており、両親もそれ以降何も話してくれませんでした。

それから二週間位経ったある日、学校から帰ると家にBさんが居ました。

Bさんは私の両親とにこやかに談笑しており、前回とは打って変わって明るい様子でした。

「(私)ちゃんおかえり。帰ってすぐで悪いんだけど、ちょっと教えてくれる?」

私は何だろうと思いながら、大広間のテーブルに座りました。

「Aと(私)ちゃんが通ってた小学校の、七不思議を教えてくれない?」

変な質問だなと思いながらも一つずつ答えていくと、6つ目の話に両親の顔色が変わりました。

その瞬間にBさんも「やっぱりね」と言って、「もういいよ」と言いました。

Bさんはその後「じゃあ帰るね」と言って、両親に駅まで送られていきました。

翌日、母がBさんの家に電話を掛けると、Bさんは家に帰っていないという回答がありました。

Bさんの両親は「いつもの事だから気にしないで」と母に言ったそうですが、電話口で必死に謝っていました。

その後Bさんは一週間ぐらいして家に帰ったそうですが、私はBさんとは3年間会うことが出来ませんでした。

3年後Bさんと会ったのは親戚のお葬式の時です。

両親と共に親戚のお葬式に行った時、葬儀場の前で

「帰れ!この××××(なんていったのか聞き取れない罵声でした)!」

と罵られて、追い出されるBさんが居ました。

Bさんは、Bさんの両親と祖父母だけが葬儀場に入るのを見て、一人、駅の方に歩いていきました。

親戚の葬儀が終わり、Bさんの両親と祖父母と一緒に私の家に帰りました。

そして思い切って私はBさんの祖母(D)に聞きました。

「Dさん。なんでBさんはあんな事されるの?何をしたの?」

そう言うと、Dさんは私の両親とBさんの両親の顔を見て、話してくれました。

私の家は田舎で言う名家の部類に入るらしいのですが、その本家にあたる家系に代々伝わっていた、御祓いの方法があったそうです。

本来であればそれは本家の人間だけが代々継ぐらしいのですが、先代は分家にあたるBさんが一番力があると言って、Bさんに教えてしまったそうです。

その方法は一子相伝で、教えて貰った人だけが使えるという事もあり、本家に当る人やその取り巻きの親戚筋からBさんは恨まれたそうです。

しかしBさんは折角教わった事だからと、頼まれた時に御祓いをしていたそうです。

3年前に私が立ち会ったのはその御祓いの儀式であり、Bさんは私の両親に頼み、学校に入る許可を取り、御祓いをしたそうです。

(私の親がPTA会長だったのと、家が有名だった為、Bさんは研究という事で入ったらしいです)そして御祓いをした場所というのが、学校の図書室。

私が学校の七不思議を話をした時に、両親が表情を変えた場所でした。

Bさんのやる御祓いは通常の物とは違うらしく、自分の中で吸収して昇華させる為、いつもやると2,3日居なくなったり、奇行に入るそうです。

3年前は、私の亡くなった祖父がBさんの元に現れ、Aを救ってくれという頼んだそうです。

それから1年後、私は上京しました。

その際に社会人になっていたBさんと連絡を取り、会う事が出来ました。

そして私はBさんに聞きました。

どうして図書室だったのかを。

するとBさんは話してくれました。

「だってあそこで死んでるからね。(私ちゃん)のお祖父ちゃんの弟」

後で知ったのですが、小学校のあった場所は当時、戦争で空襲にあい、そこで亡くなったそうです。

しかし祖父が亡くなった後、それを知っているのはDさんだけで、Dさんから両親に話をしたそうです。

そしてもう一つ聞きました。何故Aだったのか。

私は学校に通っている間、Aがあったような現象は一度もありませんでした。

それを聞くとBさんは教えてくれました。

「それは(私)ちゃんが女の子だったから。だって、代わりが欲しかったんだよ。戦地に行ける」

Bさんとは会ったのはこれが最後でした。

両親伝いに聞いた話では、未だにBさんは時折頼まれて御祓いを続けていて、その度にDさんが

「もう勘弁してやってくれ、許してやってくれ」

と言っているそうです。

そのせいかBさんは奇行が続き、定職についても続かない状態になっているそうです。

出典元:
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?307-5ch
  • 恐怖体験談

七不思議かまいたち奇行小学校御祓い

1 個のコメント

  • 匿名 より:
    2021年7月14日 1:16 PM

    長い上に判りにくい。2、3年とか曖昧さが多すぎ

    返信する
  • コメントを残す コメントをキャンセル

    私が友達と縁を切るきっかけとなった話をします
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