20年前、うちのじいちゃんが山から石を持ち帰ってきた。 石は一抱えもある割りと大きなもので、球が二つくっついているような、ミッキーの耳のような形だった気がする。 じいちゃんはたいそうお気に入りで、庭の池のそばに飾っていた…
うちのじいちゃんが山から石を持ち帰ってきた
閲覧数:1,215人 文字数:570 0件
閲覧数:1,215人 文字数:570 0件
20年前、うちのじいちゃんが山から石を持ち帰ってきた。 石は一抱えもある割りと大きなもので、球が二つくっついているような、ミッキーの耳のような形だった気がする。 じいちゃんはたいそうお気に入りで、庭の池のそばに飾っていた…
閲覧数:1,250人 文字数:426 0件
俺の弟、小学生の時にひき逃げにあったのだが、その時の運転手の女性。 目撃者の話によると、事故後すぐに車を降りてきた女は、弟の体を何ヵ所か手で触れ、しばらくさすっていたという。 「ごめんね」 といい、そのまま車に乗って去っ…
閲覧数:1,067人 文字数:1932 0件
俺が某飲食店で働いてた頃。 チェーン店の中でも古いが馴染みのお客さんや3世代で楽しむ人達がいたから、トップクラスの売上を出してる繁忙店にいたんだ。 基本調理場なんだが、必要に応じてレジにもたつし接客もしてたんだが、歴史あ…
閲覧数:1,459人 文字数:607 0件
あんま怖くないけど、先日友人2人が電車で帰宅中の時の話。 時刻は夜の7時くらいで都内の電車。 結構混む時間で、友人2人は何とか座れ、馬鹿な話やたわいもない話をしていました。 友人Aが 「怖い話でもする?」 って感じで怖い…
閲覧数:1,253人 文字数:1514 0件
小学生の頃の話。 下校時、よく道路沿いの家と家の間の小道を通って帰っていた。 この小道を通ると近道になるというわけではなく、むしろ遠回りになるが、ある理由によりこの小道を通っていた。 その理由は後で説明するが、この小道は…
閲覧数:1,755人 文字数:1606 0件
一昨日、仕事帰りに行きつけのゲームセンターで三国志大戦をプレイしにいった。 すると、よく知っている先輩のMさんが事務所の前で落ち着かない様子。 「どうしたんですか?」 と聞くと、 「黒いバッグがちょっと眼を離しているすき…
閲覧数:1,447人 文字数:1800 0件
子供の頃、トイレ行きたくなって目が覚めるの怖くなかった? オレはすごく怖くて、いつも母親を起こして一緒に行ってもらってた。 ときどき、母親の髪とか寝間着とか変に乱れてる時があって、そんな時は母親が何だか不機嫌だったんだけ…
閲覧数:1,205人 文字数:2308 0件
福島から5月頃、関東に避難してきた。 それまでの地元は、避難制定地域よりもわずか数キロ離れているってだけ。 数キロ先は『もと人里』で誰もいない。 でも自分達の場所は衣食住していいよ、の地域。 目に見えない恐ろしいものと戦…
閲覧数:1,427人 文字数:692 0件
狐と言えば、超古典的な話があるぞ。 俺がガキの頃のことだが。 ある日曜日に、近所で少年野球の監督やってる親父が忘れていった弁当を届けにいった。 田舎なもんで田んぼ道を遊びながら歩いていると、見知らぬおばさんに出会った。 …
閲覧数:995人 文字数:421 0件
江戸川沿いを一人で歩いていたら、前方からスポーツ刈りで白いタンクトップ、短パンの男が走ってくるのが見えた。 遠目で見ると、風でユラユラとたなびいているように見えた。 近づいてきてわかった。 男は体の厚みが布切れほどしかな…
閲覧数:1,144人 文字数:976 0件
大学の免許の関係で、養護学校に体験に行ってきた。 常にどこからか奇声が聞こえてくるわ、俺より背が高いような生徒がイキナリ腕つかんでくるわで、なかなかすごいところだと思った。 二日間体験をしたんだが、二日目に不思議なことが…
閲覧数:1,401人 文字数:720 0件
飲み会で後輩から変な話を聞いた。 車の話をしていたのだが、最近不可解な傷がついたとか。 バイト帰りの深夜、他に走る車もない道路で信号待ちをしていたところ、突如後ろからゴツンと衝撃がきた。 買ったばかりの車を傷つけられた後…
閲覧数:1,696人 文字数:837 0件
今年の夏、家族で行った旅行先でのこと。 早朝、カタンという音で目が覚めた。 何か窓に当たったような気がして、窓を開けてベランダに出ると、フォークがひとつ落ちていた。 フォークはパンダの絵が描いてある小さな子供用のもので、…
閲覧数:1,055人 文字数:1682 0件
小学校に上がる前だから4~5歳の時。 親戚だか誰かの確か結婚式だからと、新幹線に乗ってどこかへ行った。 どこかっていうのは覚えてない。 確か新幹線に乗ったから、東京から見て西のほうだと思う。 両親はいなくって、祖母のお友…
閲覧数:979人 文字数:401 0件
ひど過ぎる話。 ある日から、いきなり変な夢を見るようになった。 それは髪の長い女の人が、少しずつ自分に近寄ってくるのだ。 女の人の顔は、何故か自分を憎んでいるかのように怒っていた。 毎日恐怖に怯えながら飛び起きる毎日。 …
閲覧数:1,653人 文字数:1631 1件
5年前まで京都に住んでてな、俺は大学生で、コンビニでアルバイトしてた。 そんで、俺の通ってた大学ってのがまた田舎っていうか、山の中に校舎あるのよ。 敷地内にリアルに『猪注意!!』なんて看板あるわけww ぶちゃけ↑で大学、…
閲覧数:1,182人 文字数:1556 0件
我が家の仏壇には、他より一回り小さな位牌があった。 両親に聞いた話では、生まれる前に流産してしまった俺の兄のものだという。 両親はその子に名前(A)を付け、ことあるごとに 「Aちゃんの分も○○(俺)は頑張らないと」 など…
閲覧数:1,065人 文字数:1587 0件
自分は親の影響で2つほどの武道を掛け持ちしていて(あまり印象は良くありませんが)、両方とも武器を使わず、片方はかなり荒っぽい組み手主体、もう片方は型が主体の武道の流派です。 この体験は、組み手主体の方で体験したことです。…
閲覧数:1,084人 文字数:1568 0件
私はN県の出身で、私が住んでいる街には、地元では比較的有名なカトリック系の女子大があります。 私の母はその大学の卒業生でもあり、その頃講師として働いていました。 当時中学生だった私も、放課後や休みの日は母に連れられて、そ…
閲覧数:1,548人 文字数:5226 0件
今はもう廃業していますが、私の母方の実家は島根で養鶏場をしていました。 毎年夏休みには母親と姉、弟、私の4人で帰省していました。 父は仕事が休めず毎年家に残っていました。 母の実家は島根県の邑智郡と言うところで、よく言え…
最近のコメント