俺は物心ついた時から霊感が強かったらしく、話せる様になってからは、いつも他の人には見えない者と遊んだりしていた。 正直、生きてる者とこの世の者ではないものとの区別が全くつかなかった。 知らないおじさんが玄関から入ってきて…
俺は物心ついた時から霊感が強かった
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俺は物心ついた時から霊感が強かったらしく、話せる様になってからは、いつも他の人には見えない者と遊んだりしていた。 正直、生きてる者とこの世の者ではないものとの区別が全くつかなかった。 知らないおじさんが玄関から入ってきて…
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祖父が戦争中に中国で経験したという話。 日本の敗色が濃くなってきた頃、祖父のいた中隊は中国の山間の道を南下していた。 ある村で一泊する事になり、祖父達下士官は馬小屋で寝る事になった。 (多くの兵は野宿だったので、屋根があ…
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じいちゃんは小咄が好きで、実体験かどうかわからんが、不思議な話をよくしてくれた。 その中で怖かったヤツを。 「わしは人を殺した。戦争中の話じゃなくて、最近の話だ」 雨の日だった。 俺はじいちゃんボケたのか?とか思ったもの…
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じーさんの葬式の時なんだけど。 俺もあんま知らない親戚の子供(4~5歳)が葬儀中に騒いでいた。 んで、あんまり酷かったので親戚のおっちゃんが 「うるせーぞこのクソ坊主!!」 と怒鳴りつけた瞬間、お坊さんの読経がピタっと止…
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4歳の頃、祖父が死んだ。 葬式に出て出棺の時に 「これからどこにいくの?」 と訊ねた私に 「おじいちゃんを焼きに行くんだよ」 と父。 何の事だかさっぱりわからず寝てしまい、気が付くと家に。 しばらくして 「ご飯よ~」 と…
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そういえば、俺の爺様の葬式のとき、こんなことがあったそうだ。 ほとんどが母親からの伝聞なので、実体験ではないのだが。 式自体は滞りなく進み、無事に終わった。 通夜が終わると集まっていた親戚たちも帰り、爺様の子供たち(俺の…
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怖いというか、怖い思いをしてきた爺ちゃんのあまり怖くない話。 俺の死んだ爺ちゃんが、戦争中に体験したって話だ。 爺ちゃんは、南の方で米英軍とドンパチしていたそうだが、運悪く敵さんが多めのとこに配置されちゃって、ジリジリ後…
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爺ちゃんの体験談だそうで。 所々うろ覚えだけど。 爺ちゃんは消防士で、その頃はちょっと田舎の詰め所みたいな消防署で待機してたんだと。 そしたら警官がその詰め所に飛び込んできた。 「すまん、(爺ちゃんの名前)さん! ちょっ…
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私の祖父は、孫娘の私が見ても紳士然とした人物だった。 祖母に言わせると、出征前後でだいぶ変わったらしい。 酒タバコは一切やらず、賭博や女にも縁が無く、菜食主義者で几帳面。 それらのほとんどは、戦地から戻って始まった事だと…
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俺はサッパリなんだけど、俺の母方の家系は、どうやら見える人が多いようだ。 お袋はちょいちょい目撃談を語ってくれる。 お袋の話は特に恐ろしいものではないので敢えて省く。 今日はじいさんの話だ。 俺のじいさんは零戦乗りだった…
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私が小学1年生の時に事故で両親が死に、それ以来おじいちゃんと2人で暮らしていた。 おじいちゃんは料理などできなかったけれど、私のために毎日質素ながらご飯を作ってくれた。 ご飯と納豆、とかご飯と缶詰め、とか。 そして食卓に…
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俺は小学生のころよく祖父と一緒に寝ていた 祖父は暖かくて祖父の手を枕にしてよく寝ていた、祖父も俺のことをかなり可愛がってくれたと思う 中学生になってもよく一緒に寝ていたが、3年生くらいになると急に寝なくなった というのも…
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幼稚園の時、祖父がなんとなく嫌いだった。 だって怖いし、家が近くないからなかなか懐かなかった。 で、その幼稚園で 「おじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵を描こう」 ってのがあったのよ。 その一年に一度の大イベント、一年目は…
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そもそも何が原因かは今だに知らないが、祖父が酔っ払って母の頬を張った。 それまでの和やかなムードが一転するリビング。 見ていた自分(当時中学生)はついプチンときて、瞬間的にほぼ倍にして祖父の背中を張った。 それを見て、 …
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今年は、去年死んだ爺さんの初盆だった。 孫の中でも一番の年上の俺は、今回のお盆でも、色々手紙のようなものを読まされたり、お寺に灯篭を取りに行って流したりと中々忙しく、長い長い坂を上った先にある墓場に行って、掃除をしてきた…
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うちのじいさんがオレオレ詐欺に引っかかっていた時、たまたま私がそばにいた。 どうもいとこの男子高校生が彼女の女子高生を妊娠させてしまい、その金を払わなければいけないというような内容だったらしい。 最初電話に出た段階で、ニ…
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俺の親父の実家がある村の話。 父親の実家、周囲を山にぐるっと囲まれた漁村(もう合併して村ではないけど)なんだ。 元の起源は、落ち延びた平家の人間たちが隠れ住んだ場所で、それがだんだん村になっていった感じ。 まぁそんなこと…
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俺さ小さい頃、一人っ子で両親共働きだったから、鍵っ子って奴だった。 だからさちょっと内気で友達もできなくてさ、よく、じいちゃんの家に行ってた。 じいちゃんはさ、会社の社長でさ忙しかったけど俺が行くと絶対遊んでくれたよ。 …
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小学校1~2年生まで自分は感情の起伏の無い子供だったらしく、両親がとても心配してよく児童相談所や精神科みたいな所に連れていかれていた。 その時も面倒くさいとも楽しいとも思った事は一切無く、自閉症気味と診断されていたそう。…
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友人Yから聞いた話。 今から二年ほど前、Yの爺さんが死んだ。 Yは昔から超が付くほどの爺さんっ子だったもんだから、葬式のときなんかは年甲斐もなく、鼻水たらしながらわんわん泣いたらしい。 ちょうどその爺さんが死んでから、初…
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